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塾が儲かる仕組みはどうやってつくる?方法・手順を徹底解説!

塾が儲かる仕組みはどうやってつくる?方法・手順を徹底解説!

Feb 26, 2023


塾経営を始めようとしたときに「塾経営は悲惨」「塾はもう儲からない」などの情報が入ってきて、モチベーションが下がってしまう方が多いようです。 帝国データバンクの調査では、2018年の教育関連サービスを提供する事業者の倒産件数は91件と過去最高を更新しています。

さらに、2017年の出生数は94万6065人と過去最少を更新しているなど、少子化の影響は今後も増してくるため塾業界はさらに厳しくなりそうなイメージを持ってしまうのではないでしょうか。

しかし、実際に塾経営全体の売り上げ状況を確認すると、上昇傾向になっていることが分かります。経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」を確認すると、2021年7月時点で売り上げが前月比約16%UPしており、業界全体の売上実績は5ヶ月連続で更新されました。

 

それではなぜ、「塾経営は悲惨」「塾経営は儲からない」というイメージがついてしまったのでしょうか。

そこには、超人気講師であっても経営の知識が無ければ塾経営は失敗するという事実があるようです。詳しく解説しますので、ご参考にしてみてくださいね。

 

 

 

塾が儲かる仕組みは再現可能か?


 

まず、前提として塾経営でしっかり儲かるには「そこに十分な市場がある」「ニーズがあること」が不可欠です。その観点から考えると、これから示す幾つかの根拠によって塾で設けるということは理論上可能ということになります。ある程度の市場規模、ニーズがあることが分かれば、あとはそれらにどうアプローチをすればよいのか、

つまり「仕組み」を構築していけばよいのです。では、仕組みづくりの前に塾業界が長期的に見て、安定した市場である根拠をみていきましょう。

  

 

学習内容の難化・多様化にともない、子ども一人あたりの養育費は増加傾向

 

まず、教育業界全体のトレンドとして、学習内容の「多様化」が挙げられます。近年では小学生から英語を習うのは当たり前ですし、プログラミング学習が指導要領に取り入れられるなど、10年前、20年前と比べると今の子供たちが学習する科目数は増加しており、それに応じて学習の難易度も上昇しています。首都圏では私立の中高一貫校をはじめとする「中学受験」も当たり前の時代。「私立に通っている=特別なイメージ」はすでに過去のものとなりました。

また、核家族や共働き世帯の増加も、養育の一部「アウトソースしたい」というニーズを喚起していると考えられます。 こうした事実は、実際に経済産業省の特定サービス産業動態統計調査で、学習塾の売上高が更新され続けているデータからも分かります。

 

つまり、いくら少子化と言えど、子供一人あたりの教育に掛ける費用が上昇しているのであれば、市場はまだ十分に活況であると言えるわけです。

 

 

「いつでもどこでも学習できる環境」という追い風

 

近年ではスマートフォンやタブレットなどのオンライン上での学習指導も一般的になりつつあり、場所・時間を問わず授業を受けられる環境が整ってきています。これは、塾業界にとってはかなり大きな追い風で、今まで距離が遠くて通塾を諦めていた家庭や部活・習い事で時間が合わない子にも、アプローチできるチャンスが広がったということをです。

講師経験のある方はよくわかると思いますが、塾を辞める原因のトップ3に「部活や習い事で忙しくなった」は間違いなく入ります。また、「距離」や「授業の曜日・時間」は塾を選ぶ基準のトップ3に入るといっても過言ではありません。

 

こうした今まで通塾する上での「阻害要因」を一気に解消できるようになったのが「オンラインでの学習環境」というわけです。

 

   

儲かる仕組みを作る手順について


 

塾経営は参入障壁が低く、比較的誰でも始めることができるビジネスです。しかし、素人が何の対策もせず参入したところで失敗してしまうのは目に見えています。ゆえに、塾経営を成功させ、儲かる仕組みを作るにはしっかりと準備を行う必要があります。

 

 

Step1.塾の特徴を明確にする

 

塾経営におけるよくある失敗として、「大手塾のやり方をマネてしまう」という例が挙げられます。資源もブランド力も勝る大手塾と同じやり方をしても、残念ながら個人塾では劣化版にしかなりません。

 個人塾には個人塾の戦い方があります。 大手塾にはできないきめ細かいサービスなのか、保護者との密なコミュニケーションなのか、個人塾ならではの強みを明確に主張することが大切です。 「あんなサービスもこんなサービスもある」ではなく、塾の特徴を明確にし、特定の保護者や生徒から選んでもらえる塾経営をすることが重要です。

 

 

Step2.効果的な宣伝をする

 

どんなに素晴らしい塾でも、保護者や生徒に知ってもらえなければ経営は難しくなります。チラシのポスティングや新聞折込広告に載せる方法もありますが、今ではネット社会に合わせてサイトや広告などを充実させることの方がより重要です。

SNSや動画での訴求もポイントになってくるしょう。昔ならではのいわゆる「目立つ看板」や「折込チラシ」「校門前配布」などの宣伝も効果がないとは言いませんが、個人塾の場合は特にリソースが限られているので、広告宣伝においてはそれなりに費用対効果を気にする必要があります。

 

そういう意味では、webマーケティングは必須であり、開業前に「集客の導線」をきちんと構築しておくことが何よりも大切です。

 

   

Step3.専門家にも相談する

 

以上の観点から、集客を含めた経営全般に関する基礎知識やコツを理解しないまま始めてしまうと、高確率で失敗してしまいます。 個人塾とはいえ、一経営者であるならば、経営を正しい方向に導いていかなくてはならない立場になります。 もし経営に関して不安な点があるのであれば、それは開業前に解消しておくべきでしょう。

 

関連記事:塾を起業した場合の成功率は?厳しい塾経営を乗り越える方法

 

ただ、「独学で」というのはかなりハードルが高く、費用対効果から考えても、あまり効率のいい学習とは言えません。また、独学で習得できる内容・範囲にも限りがあります。

そのため、集客は集客のプロに任せる、経営についてはスクール運営のプロに相談するなどして、自分は得意な授業内容や指導、つまり「コンテンツの制作・立案」に注力するといったリソースの使い方が望ましく、 こうしたマインドセットを持つことが経営者になるための第一歩でもあります。スクールの運営に関してはこちらの記事が詳しいので是非、参考にしてみてください。

 

関連記事:オンラインスクールの作り方・始め方!構築から運営方法まで徹底解説!

  

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儲かる仕組みを作り出せない理由


 

 

ここでは逆に、塾経営で失敗してしまうよくある事例をご紹介します。塾が儲かる仕組みを作るためにも、しっかり押さえておきましょう。

 

 

1.価格競争をしてしまう

 

子どもを塾に通わせる際、保護者が見ているポイントは値段ではありません。もちろん、授業料も塾選びの判断基準の一つではありますが、重要視されているのは塾の指導内容の質や雰囲気、実績です。 実際、「この塾は安いから通わせることにしている」という保護者はあまり多くはないのが実情です。

 ゆえに、他の塾に比べて授業料を安くしようが、結局のところ経営状況を厳しくするだけになります。価格を安くするのではなく、塾の強みを明確にすることに力を注ぎましょう。



2.大手塾と同じようなブランディングをしてしまう

大手塾ではなく個人塾に通うメリットとは、きめ細かいサービスや生徒と先生の距離感の近さ、コミュニケーションの取りやすさや柔軟さが挙げられます。逆に、大手塾のブランドや過去の実績に個人塾が勝つのは難しいのが現実です。

つまり、大手塾のマネをしたところで「よくある大手塾のレプリカ」にしか見えず、「それなら大手塾に通わせよう」となるのがオチです。 個人塾にしかできないサービスを提供することを意識しましょう。

 

 

3.集客に失敗してしまう

 

塾経営を軌道に乗せるためには、たくさんの生徒に通ってもらうことが重要です。つまり集客をしっかりと行わなければ、塾経営は失敗してしまいます。「集客」と一口に言っても、様々な方法があります。

WEB上で広告を掲載していく、口コミを広げる、地図情報サイトに塾を登録する、ホームページを作成するなど、集客のためにできることは沢山あります。その地域や塾の特徴によって、広告の掲載方法、集客の仕方は変わってきます。正しい集客の方法について、理解を深めておくことが重要です。

 

関連記事:メルマガで集客する方法とは?メールマーケティングのコツを徹底解説

 

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関連記事:リストマーケティングとは何か?メリットや学び方を徹底解説

 

 

 

儲かる仕組みを自分一人で構築するのは難しい?




超人気講師が塾経営を始めたとしても、残念ながら経営に関する知識が乏しければその塾は儲かる仕組みを作ることはできません。 一人で儲かる仕組みを作ることはとてもハードルが高いので、専門家に相談することも視野に入れてみるといいでしょう。

 

 

まずは経営について理解を深める

 

塾経営を軌道に乗せるためには、経営について理解を深めておくことが重要です。マーケティングのノウハウや、資金繰りやコスト管理など、学ぶべきことは非常にたくさんあります。 不測のトラブルに対応するためにも、沢山の知識が必要になります。そのため、まずは経営術についてしっかり勉強を進めていくことが大切です。

 

 

塾経営の専門家のサポートを受ける

 

塾経営を成功させるには様々な知識が必要となります。特に、最近は対面だけではなくオンライン塾のニーズも高まっており、塾経験の長い方でもすぐに軌道に乗せられるわけではありません。 初めて塾経営に臨む方は、失敗しないためにも専門家のサポートを受けることをおすすめします。無料カウンセリングも受け付けているので心配な方はお気軽にお声掛けください。

 

問い合わせ:無料カウンセリングに予約する

 

 

儲かる仕組みつくりたい人が抱く疑問Q&A

 

今回は塾経営で儲けるための仕組みや、初期費用から必要な取り組みについてご紹介しました。塾経営は誰でも簡単に成功させられる訳ではありませんが、正しい選択を積み重ねることで収益拡大は十分可能です。

マーケットを見ても、塾に通いたいという生徒や保護者からのニーズは年々拡大傾向にあるため、自分の塾の方針を固めて儲かる仕組みを作りましょう。では最後に、塾経営で儲かる仕組みを作りたいと感じている方からよく寄せられる質問を紹介します。

 

 

Q1. 塾の経営を一から始めるのは正直不安です。フランチャイズ形式を選べば、安定した経営ができると思いますが、どうでしょうか?

 

フランチャイズを選ぶなら、もともとブランド力のある塾の看板を使わせてもらって塾経営を始めることになります。知ってる塾の名前なら信用もありますので、基本的には塾の経営を軌道に乗せやすいと言えます。

ただし、フランチャイズにもデメリットはあります。フランチャイズ経営の場合、契約時に高額な出資金が必要になります。個人で開業するのに比べると大きなコストがかかるうえ、毎月ロイヤリティの支払いも発生します。 売上を増やすことができても、その全てを自由に出来る訳ではない点に不満を感じるかもません。

 

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Q2. 塾の経営を始めるにあたって、他の塾との差別化を明確に図りたいと考えています。どのようにしたら、競合と差別化することができますか?

 

まずは自分の塾の特徴を明確にすることが大切です。個別対応が強い、保護者との密なコミュニケーションができる、外国語指導に強い等のように、ストロングポイントを洗い出しましょう。他にも、塾だけど食事付きにする、送迎サービスをつけるなどの付加価値を付ける方法もあります。 周辺地域の保護者や生徒のニーズに合わせた塾の特徴を、自ら作り出すことも大切です。

競合と差別化を図り、塾が儲かる仕組みを作り上げましょう。

 


今回の記事はこれで以上となります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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