塾講師として独立した場合の年収は?〇〇で安定した収入を確保!
Feb 21, 2023「塾講師として安定した収入を確保したいけど先行きが不安」
「独立して塾を経営した場合の年収はどれぐらい?」
「塾講師が独立することは難しいと聞いている」
塾講師として独立を考えている方の中には、このような悩みをもっている方もいるのではないでしょうか。経済産業省が発表した学習塾の動向によるとコロナの影響もあり、2020年度の学習塾の受講者数は前年度と比較して減少していることがわかっています。ただし、2021年1月頃から1世帯あたりの習い事にかける費用は増えているので、やり方次第では独立することも可能と捉えることができるでしょう。
そこで今回は講師として独立を考えているあなたに、個人塾やフランチャイズで「独立した場合の年収」や「開業後に年収をアップさせる方法」について詳しく解説します。近年の教育改革に合った新しいサービスを取り入れることで安定した収入を確保することもできるので、最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
塾講師が個人塾で独立・開業した場合の年収
塾講師が個人塾で独立した場合の年収はサービス内容(集団授業や個別授業など)や授業料によって異なりますが、平均的な年収は300万円程と言われています。ただし、受講生徒数の数に応じて平均収入は変わるので、複数の塾を経営した場合などは年収1,000万円を超えることも可能です。
安定した収益を得るためには適切な授業料を設定し、必要な在籍数を確保することです。
利益=生徒一人あたりの平均授業料×在籍数ー(固定費+諸経費)
目安としては、生徒一人あたりの月平均授業料を3〜5万円程、在籍は最低でも30名は欲しいところです。毎月の授業料を2〜4万円程度に設定しておき、季節講習や受験対策などで、生徒一人あたりの平均授業料を上げることで、安定した収益の確保、収益増につながります。
とはいえ、塾講師として起業する方の多くは「授業のプロ」であったとしても、「経営に関しては初心者」というケースも少なくないはずです。生徒を集めるのに「広告費はどれくらかけたらいいのか?」「手段やタイミングはいつが適切?」「問い合わせ数の目標設定は?」など、営業にまつわるさまざまな疑問や不安が生じるのも無理はありません。
こうした集客のノウハウについては、プロの力を一時的に借りてみるのも策の一つです。特に塾の開業は初動が肝心ですので、まずは情報収集しておくことをお勧めします。無料で開業に関するカウンセリングも実施しているので、ご興味のある方はご予約ください。
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塾講師がフランチャイズで独立・契約による年収
塾講師がフランチャイズで独立・契約した場合の年収は、個人塾の経営と同じくサービス内容や事業規模などで異なりますが、平均年収は500万円程と言われています。
例えば、大手のフランチャイズ塾では、在籍数50名で月謝を25,000円程に設定した場合の年収は800万円程になっており、テナントの大きさや契約内容によっても異なるようです。個人塾に比べて全国で名が知られているフランチャイズ塾は集客がしやすく、経営に対しても本部から手厚いサポートがあるのでスムーズに開業することができるでしょう。
一方で、物件の取得費や広告宣伝費以外にも加盟金やシステム費用、指定の教材費など開業資金が500万円以上かかることもあります。
- 物件の取得費用 100~300万円
- 加盟金 0~100万円
- 研修費用 50~100万円
- 教材費 20~50万円
- 保証金 0~50万円
- システム導入費 50~100万円
※金額は契約内容や事業規模で異なります。
固定費の高さが原因で個人塾に移行する方も多いですが、「生徒を(新しく開業した塾へ)引き継ぐことができない」「2年以内は同業をしてはならない」などの制約が設けられているケースもあるので、その点には注意が必要です。
関連記事:絶対に失敗しない塾の起業方法を伝授!様々な運営方法や集客方法を利用してリスクを軽減
塾講師が個人塾で独立しても、年収アップは厳しいのか?
ここまで記事をご覧いただき、固定費が思いのほか高いことや在籍を確保しなければならないことを考え、
「塾講師として個人で独立しても年収アップは難しいのでは…?」と思った方がいらっしゃるかもしれません。しかし、結論から伝えると答えはNOです。 確かに、すでに大手塾や個人塾で溢れているため、厳しい業界であることは間違いありませんが、やり方次第で年収を上げることは十分可能です。
その根拠について、1つずつ解説します。
根拠1:少子化は進んでいるが受講生徒数は長期的に横ばい
経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、学習塾の受講生徒数は2004年から2021年まで増加傾向にあり、長期的に見れば現在の受講生徒数は横ばいであると言われています。そのため、大手塾やフランチャイズとは違った路線で経営をすることで差別化が出来れば、個人塾で収入を上げることも可能です。
根拠2:子ども一人あたりにかける教育費は増加傾向
文部科学省の学習費調査によると子ども一人あたりにかける教育費は増加傾向にあると言われています。また、昨今の塾業界のトレンドといえば、集団指導ではなく個別指導や家庭教師など「一人を手厚くサポートしてくれる塾」のニーズが高まっている点です。
「集団授業では上位生ばかり優遇するから、うちの子には合わない」
「有名な実績校よりも、堅実かつ子どもの実力に合った学校へ通わせたい」
というように「多様性」や「個性」を重んじる価値観が徐々に浸透してきていることから、従来の「学歴偏重型」のいわゆる”進学塾”を選択しない家庭も増えてきているのです。その多様化しているニーズを上手く汲み取り、大手塾と差別化することができれば、収入アップを見込むことができるはずです。
根拠3:ICT教育の普及
GIGAスクール構想でICT教育がすすみ、昨今の小中学生や高校生はタブレットやPCを使った映像型の学習に抵抗感がありません。こうした環境が整ってきたことは、個人塾を経営したいと考えている人にとっては追い風になります。
というのも、YouTubeの限定公開授業やZOOMなどを用いることで、提供できる教育コンテンツの幅が広げられるからです。また、テナント型の個人塾は集客が難しくコストもかかりますが、完全オンラインの塾にしてしまえば、固定費や広告宣伝費などのコストを大幅にカットでき、ターゲットも全国各地に広げることもできます。
ただし、こうしたメリットを享受できるようにするためには、やはり、オンラインビジネスに関する正しい知識が必要です。コンテンツの制作方法を詳しく知りたいという方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
関連記事:コンテンツ販売のやり方・作り方!個人で売る方法教えます!
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塾講師で独立、個人塾の経営で安定した年収を確保するなら、オンラインがベスト
ここまで解説したとおり、塾の開業に関しては市場はまだまだ活況ですし、個人として戦いやすい環境であると言えます。一方で、テナントを借りて一から塾を起業する場合は、初期費用として数百万円かかることやランニングコストの問題もあります。
さらに、オフラインの教室運営は競合ひしめく立地条件の中から、条件の整った好物件を選定する必要があり、これまでマーケティングをしたことがない方にとっては集客が難しく感じるはずです。一度、場所の選定に失敗してしまえば、再起するのも容易ではありません。
こうした状況下で競合と戦うためには、やはりオンラインの導入は検討すべきと言えるでしょう。以下にオンライン塾で起業するメリットと理由について解説します。
理由1…広告の費用対効果をUP
オフラインでの集客方法は看板の設置やポスティング、校門前配布などをすることが一般的です。看板設置費用は小さいものでもデザインから依頼した場合は数万円になり、ポスティングは地域によって費用が異なりますが、1部10円以上かかることもあります。
ターゲットや配布時期を間違うと全く効果がないので、マーケティングの経験が無い方は難しいかもしれません。また、物量ではどうしても大手に勝てない点も大きいでしょう。その点、オンラインであればリスティングやSNS広告、メルマガなど多様な手段がありますし、しっかり研究すれば費用対効果を上げられます。
また、SNSやYouTube等との相性も良く、サービスの内容が良ければ口コミ効果も期待できます。ただし、こちらも「ただやれば効果が出る」というものではなく、オンラインマーケティング特有の知識やノウハウは必須です。
理由2…リスクを最小限に抑えられる
オフラインで開業する場合、開業費用として最低でも300万円程が必要で固定費などのランニングコストも発生します。テナント契約や内装工事、備品の発注など準備にかなりの期間が必要です。
一方、オンライン塾であれば開業費は無料で始めることもできますし、固定費は通信費や有料サービスの利用料などに限られているため、ランニングコストもほとんどかからないと言って良いでしょう。インターネット環境が整っていればすぐに始められるので「塾講師として独立したい」と思ったその日から数日で開業することも可能です。
理由3…全国展開も夢ではない
オフラインで収入アップを図る場合、テナントのスペースで受講数が限られてしまうので多店舗展開するしかありません。しかし、多店舗展開するまでには数年かかることが一般的なので、短期間で大きく収入を伸ばすことは難しいでしょう。
オンラインであればスペースに制限がないため、授業内容をコンテンツ化した上で人を雇えば、大規模なサービス展開も可能です。ただ、前述した通り、オンラインとオフラインでは集客方法がまったく異なるので、オンラインスクールの作り方から集客方法まで、基礎知識をしっかり身に着けなければなりません。
「基礎からしっかり学んでみたい」や「集客の方法が知りたい」などオンラインスクールの作り方が気になる方は、こちらもチェックしてみてください。
関連記事:オンラインスクールの作り方・始め方!構築から運営方法まで徹底解説!
塾講師の独立と年収の関係によくある質問
今回は「塾講師として独立した場合の年収」をテーマに、個人塾・フランチャイズの平均年収から年収アップの秘訣などを紹介しました。
では最後に、塾講師の独立と年収の関係によくある質問を紹介します。
質問1:塾講師として働き続けるよりも独立したほうが良いですか?
会社によって異なりますが、塾講師の平均年収は40歳で400万円程と言われています。1人で生活する分には十分と言えますが、教育業界で年収アップを目指す場合、大手の塾講師や独立の道を目指す方が多いのです。
大手の塾講師は限られた人数ですが、独立開業は限られた人しかできないわけではありません。独立して自分でサービスを展開していく方が現実的と言えるでしょう。
質問2:途中からオンライン塾に移行してもいいですか?
問題ありません。テナント型の個人塾を経営しながらオンラインを取り入れることは今後も増えていくと予想されています。既にZOOMを使っての授業と対面式の授業を並行して行っている塾も多いため、積極的に取り入れてみてください。
ただオンラインとオフラインでは集客方法が異なるので、事前に情報収集しておくこと、可能であれば経験者からアドバイスを受けることをお勧めします。
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質問3:オンラインとオフラインでは、どっちが成功しやすいですか?
既に認知度があり、立地条件の良い場所を確保できる方はオフラインでも成功しやすいと言えますが、個人で0から開業するなら圧倒的にオンラインが良いでしょう。オンラインは開業費とランニングコストがほとんどかからないので、集客できるまで長く続けられるメリットがあります。
長期間ターゲットにアプローチする機会があるのでその分成功しやすいと言えますね。
本記事は、これで以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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