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英語コーチになるには?収益化までの手順を分かりやすく解説

英語コーチになるには?収益化までの手順を分かりやすく解説

Sep 13, 2023

「英語コーチになるには何から始めたらいいか分からない」

「英語コーチに必要なスキルや資格について知りたい」

「英語コーチングをしていく上でよくある疑問や不安を解決したい」

このようにいつかは英語コーチングを始めたいと考えている方の中には、何からスタートすれば良いか悩んでいる方も意外と多いはずです。英語力の必要性がますます高まる現代社会において、多くの人々が英語力の向上を目指しており、そのために英語コーチを頼るケースが増加しています。

また、リモートワークやオンライン学習の普及・定着にともない、住んでいる地域に関係なく、コーチングを行える環境が整ってきていることも、英語コーチの需要を増加させている要因の1つと言えるでしょう。

そこで今回の記事では、英語コーチとは何かという基本的な情報から、資格の種類、英語コーチになるための具体的な手順を解説します。これから英語コーチとして独立・起業を目指している方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

英語コーチとは?英語コーチになる前に知っておきたいこと

 

英語コーチとは、英語学習者に対して個別の指導を行い、英語力向上を支援するプロフェッショナルのことを指します。英語学習において、自己流ではなかなか上達しないと感じている人にとって、英語コーチングは非常に効果的なサポート手段となるでしょう。

そんな英語コーチに関して、本項目では英語コーチングの定義から、役割、種類を解説していきます。

 

 

1.英語コーチの役割

 

英語コーチの仕事は、英語の技能向上や試験合格など、英語に関連するクライアントの目標に対し、専門的な指導やアドバイス、プロセス管理を通じて、クライアントのサポートを行うことです。

プランや目標を立てる際は、クライアントの性格や考え方、現状の学力やこれまでの学習歴などをもとに分析(観察)を行います。ときには、クライアントとの対話を通じて、クライアントの気持ちや考えに「共感」の姿勢を示すこともあるでしょう。

さらに、クライアントに対し幾つかの「問い(質問)」を投げかけることで、クライアントが思っていること、考えていることを引き出していきます。

このように、コーチは相手の内側にある想いや考えなどから動機付け(内発的動機付け)を行い、クライアントをサポートするのです。そのような観点から、英語コーチは一方的に指導や課題を課す講師とは性質が異なります。

ゆえに、学習面のサポートに限らず、顧客のモチベーション管理もコーチの役割として含まれるというわけです。

 

 

2.英語コーチングの種類

 

英語コーチングには、オンラインでの個人レッスン、グループレッスン、企業向けの研修、または専門的な英語分野に特化したコーチングなど、様々なコーチングのタイプが存在します。また、英語というカテゴリーにおいても同様で、英会話、英文法、TOEIC、英検、受験、趣味、ビジネス、翻訳などジャンルも多数あります。

さらにターゲットも幼児から学生、社会人、高齢者、主婦など幅広く、「アメリカンスクールに通う小学生」や「留学目的の学生」といった具合に細分化していくことも可能です。これだけの多くのジャンルやターゲットが存在するので、英語コーチを目指すのであれば「自分はどの分野に特化すべきか」ということも予め念頭に置いておくとよいでしょう。

 

 

英語コーチになるにはどんな資格・証明が必要?

 

結論から申し上げますと、英語コーチとして活動するのに必須となる資格や証明はありません。極論、これからご紹介する資格や証明がなくても活動することは可能です。

しかし、英語コーチになるうえで、資格などを取得しておくと様々な面でメリットを享受できるのも確かです。自分の英語力を示せるTOEICやTOEFL iBT、コーチングスキルの証明となるICF認定資格などがそれらに該当します。

他にも英語コーチング協会が認定している「英語コーチ」という資格が存在しますが、それぞれどのような恩恵を得られるのか紹介していきます。

 

 

1.TOEIC・TOEFL・TOEFL iBTのスコア基準

 

英語コーチとして活躍するにあたって、TOEICやTOEFLなどで「何点以上取っていれば良い」といった明確な基準はありません。

しかし、「どの程度の英語力があるのか」ということの客観的な指標を示す意味では、点数が高いに越したことはなく、TOEIC・TOEFL・TOEFL iBT以外にも指標となる試験・検定は多数存在します。

一般的な目安としては、英語コーチとして活躍するためにはTOEICでは800点以上、TOEFL iBTでは100点以上とされることが多いようですが、これもあくまで一般的な目安でしかないので、対応するクライアントのレベルに応じて相応の英語力を身に付けておくことが望ましいと言えるでしょう。

 

 

2.日本英語コーチング協会認定の英語コーチ資格

 

日本英語コーチング協会は、英語コーチとしての能力を証明するための資格として、英語コーチング協会公式認定の「英語コーチ」という資格の認定を行っています。

取得方法としては、英語コーチング協会が提供している約2ヶ月間の「英語コーチ養成講座」を修了する必要があり、英語学習のノウハウはもちろん、期間中にコーチングの詳しい知識を身につけることが可能です。

英語コーチ資格は英語を専門とするコーチとしてのスキルを示すものであり、民間資格に分類されます。他の資格や試験と同様に、英語コーチとして活動していくうえで取得が必須となる類のものではありません。権威性がどの程度あるか、費用、取得に要する時間などを考慮したうえで、検討する必要があるでしょう。

 

 

3.コーチング資格(ICF認定資格)

 

ICF(International Coach Federation)は、コーチングの業界標準を定める国際機関であり、ICF認定資格は、一定の基準を満たした高度なコーチングスキルを持っていることを証明できる資格です。グローバルでの認知度も高く、コーチングスキルを持っていることの客観的な証明として非常に有効な資格です。

英語の技能について証明できる資格ではありませんが、「英語教師」ではなく「英語コーチ」を目指したいのであれば、積極的に取得を検討した方が良い資格の1つです。ICFが認定する資格の種類、難易度、取得条件などはこちらの記事が詳しいので、気になる方はぜひ参照してください。

 

関連記事:コーチング資格の種類と難易度比較 - ICF・ユーキャンなどの資格取得方法を徹底解説

 

 

 

英語コーチになるには?具体的な手順を紹介

 

本項目では、英語コーチとしてのキャリアをつくりたいと考えている方に向け、手順を4つの項目に分け解説しています。さっそく見ていきましょう。



STEP1:英語力の向上

 

英語コーチになるためには、言うまでもなく英語のスキルアップが必要不可欠です。先にも述べた通り、明確な基準はありませんが、目安となるスコア(TOEIC800, TOEFL iBT100点以上)は取っておきたいものです。

また、「読む・書く・聞く・話す」の4技能を満遍なくスキルアップすることも重要で、特に「会話」に関連するスピーキングとリスニングは外せない項目となってくるでしょう。こちらも明確に「どの程度」とは明言しにくいものの、流暢に会話できるに越したことはなく、対応可能範囲を広げるという意味でもスキル向上・自己研鑽に励む必要があります。

加えて、ビジネスにおける慣例的なメール表現といったシチュエーションに応じた自然なコミュニケーション力、特定の専門分野でも問題なく会話できる、論文も卒なく読みこなせるレベルの語彙力など、さらに細分化して能力開発を行う必要もあるかもしれません。

当然、特定の分野に特化すればするほど、希少性が上がり、英語コーチとしての価値・需要は高まりますこれらのことを考慮し、ご自身が想定しているターゲット、目標とするレベルを明確にするようにしましょう。

 

 

STEP2:コーチング力の向上

 

英語力の向上と合わせ、英語コーチとして活動していくためには、やはり「コーチング力のUP」が不可欠です。

コーチングには、傾聴・質問・共感といった様々な理論・スキル・ノウハウを学ぶ必要があり、それらは往々にして心理学やカウンセリングの領域にまたがる場合もあります。こうした理論やノウハウ、スキルを書籍や無料の動画などを通じて独学で学ぶことはできますが、やはり独学では限界があります。

 

関連記事:コーチングを独学で学ぶ方法は?お勧めの勉強方法や独学のメリットを徹底解説

 

具体的には、本記事で紹介したICFの認定資格など、コーチング力の証明となる各種資格を取れないという点です。なぜ資格が取れないかというと、権威性のあるコーチング資格の多くは、指定の教育機関や講座を受講した経歴を資格試験の受験条件としているケースがほとんどだからです。

つまり、資格が欲しいのであれば何かしらの講座・スクールなどに通い、費用と時間をかけるしかないのです。それも、上位の資格であれば、膨大な時間と費用が発生することは避けられず、相応の覚悟が必要になるでしょう。もし、コーチング資格を諦めるのであれば、次の章で紹介する「実績をつくる」という観点に重点を置くことをお勧めします。

 

 

STEP3:実績をつくる

 

実績を作る方法は、主に2つあります。1つは英語コーチを募集している企業に就職する、2つ目は英語・コーチングと関連する業種に就職する(アルバイトでも可)という方法が考えられます。

企業に所属するメリットとしては、すでに企業内で培われたノウハウを吸収できる、実績のある先輩社員から学べる、企業のネームバリューに頼ることができるといった点があげられるでしょう。また、コーチング職でもタスクとして営業を課せられる場合はあるかもしれませんが、独立・起業し、個人でコーチングをやるより負担は少なく、コーチングに専念しやすい状況に身を置けると考えられます。

一方、企業に就職せずとも、英語コーチとしての実績を積み上げることは可能です。例えば、塾の先生で英語教師のアルバイトをする、英会話スクールの講師を勤めるなどして、独学で学んだコーチングスキルを実践に活かし、成果を上げるという方法が考えられます。

その場合、「英語講師としての実績」とも受け取れますが、ご自身が胸を張って「これは私のコーチング理論が正しかったから」と対外的に示せる根拠やクライアントからの感想などがあれば、それを「英語コーチとしての評価」としてアピールすることができるでしょう。



STEP4:活動スタイルを決める

 

英語コーチとしての活動をスタートするには、前のステップで解説した就職する方法以外に独立・起業・副業など、複数の選択肢が検討できます。

どのパターンで活動をするかによって、手順は異なりますが、基本的な準備内容やフローについては概ね相違はなく、ターゲティング→提供内容の決定→提供手段の決定→集客方法の選定→形態に応じたサービスの販売方法の決(プラットフォームの選択等)といった基本的なビジネスフローに従う形になります。

副業・起業については、以下の記事にさらに詳しく記載しているので、該当する記事をチェックしてみてください。

 

関連記事:英語コーチングを副業とするメリットや成功するためのコツを徹底解説

関連記事:コーチングで失敗なく起業する!稼げるコーチになるための方法を徹底解説

 

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英語コーチになるには?よくある質問への回答

 

最後に英語コーチになる方からよく寄せられる質問をご紹介します。

他のコーチングジャンルから寄せられる質問も合わせて扱っているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

Q1. 英語コーチの収入はどのくらいですか?

 

A:時給1,000円から年収1,000万円まで幅広い

 

英語コーチの収入は時給1,000円から1万円程度など、活動スタイルによって幅があります。実績に応じて時給2万円以上の高額なケースもありますし、年収1,000万円以上を稼いでいるコーチも実在します。コーチングビジネスは、個人の知名度や評価と稼ぎが大きく関係する職業であり、それぞれが0に近いうちは収益を上げることが難しい部分があります。

 

関連記事:コーチングの年収はどれくらい?仕事内容や稼げる理由を紹介

 

 

Q2. 英語コーチとして稼げるようになるには?

 

A:オンラインコンテンツの販売で収益化する。

 

個人で活動する場合、英語コーチとして安定した収益を上げるためには、自分がコーチングを実践する以外にも、マネタイズの手段を検討することをお勧めします。

具体的には、ご自身の英語力、コーチング力を活かして、それらを「教材」としてコンテンツ化することが考えられるでしょう。動画・オンライン講座など、形式は複数検討できますが、ある程度「自動的に収益化できる仕組み」というものをつくっておくことは、独立・起業において欠かせないポイントとなってきます。

 

関連記事:オンライン講座の作り方!選定から企画・販売まで全ステップ徹底解説

 

関連記事:コンテンツ販売のやり方・作り方!個人で売る方法教えます!

 

 

Q3. 英語コーチ以外にはどんなコーチングがあるの?

 

A:スポーツコーチやライフコーチなどジャンルは様々存在する。

 

英語コーチ以外にも、スポーツに特化したコーチや、企業の経営者・幹部を対象としたエグゼクティブコーチ、個人のメンタルケア、キャリアアップのためのアドバイス、人間関係の改善を目指すライフコーチなど、様々なジャンルが存在します。

いずれもバックグラウンドを活かした形でコーチングを始める、起業する方も多いようです。他のコーチングジャンルにも興味があるという方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。

 

関連記事:コーチングってどんな職業?やり方・開業方法を解説

 

最後に、ここまで記事を読んだけれど、個々の状況に合わせてもっと具体的な内容について相談をしたいという方に向け、無料カウンセリングも実施しているのでこちらからご予約ください。ご自身のキャリアを活かしたビジネスの立ち上げについてアドバイスさせていただきます。

本編はこれで以上となります。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。


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