ステップメールの開封率を上げる具体的方法
Mar 08, 2023「ステップメールの開封率を上げる方法が分からない…」とお悩みではありませんか?
今回の記事では、ステップメールの開封率を上げつつ、より大きな成果を生み出す方法を具体的に解説します。まずはステップメールの開封率に関連する要素から理解し、本当に成果に繋がる施策を打っていきましょう。
ステップメールで成果を上げるなら、開封率を改善しよう
大前提として、なぜステップメールの開封率を上げるべきなのでしょうか?
答えは「読まれなければステップメールが意味をなさないから」です。
メールが開かれていない時点で、頑張って集めた顧客リスト(メールアドレス)が無駄になっていることになります。つまり「どのようなステップメールを書くのか」より前に「どうやってステップメールを読んでもらうか」が重要です。
ステップメールで改善すべき要素
ステップメールの成果を改善する為には、以下の要素を順に見る必要があります。
「開封率→CTAボタンのクリック率→商品の成約率」
CTAボタンとは、ステップメールから商品の販売ページなどに誘導するためのボタンです。いくら面白いステップメールを作成したとしても、CTAボタンをクリックして商品の販売ページを開いて頂かないと成果に繋がりません。
次に、最終的な商品の成約率を上げていく必要があります。ステップメールの開封率、CTAボタンのクリック率というのは中間目標です。あくまでも、最終的な商品の成約がゴールであることを意識して進めていきましょう。
ステップメールで見るべき各数値の算出方法
ステップメールにおいて、何よりも大事なのは数値です。「開封率→CTAボタンのクリック率→商品の成約率」のような数値を算出し、その数値を改善することで大きな成果に結びつきます。
逆に、数値をしっかりと算出しないとまともなマーケティング活動にはなり得ません。数値を見られないとは、つまり今の成果が可視化されていない状態なので、数値の算出方法を理解しておく必要があります。ここから、各指標の数値を算出する方法をまとめます。
開封率の算出方法
開封率の算出方法はシンプルで、以下の流れで算出できます。
「メールの開封数÷メールの送信数(到着数)≒開封率」
前提として、メールの開封数と読者のアドレスに届いた数を算出する必要があります(後程方法に関してお伝えします)
CTAボタンのクリック率の算出方法
CTAボタンのクリック率を算出するには、以下の計算をします。
「メールの送信数(到着数)÷CTAボタンのクリック数=CTAボタンのクリック率」
CTAボタンのクリック率が極端に低い状態とは、つまりステップメールの効果が薄い状態に近いと言えます。
商品の成約率
次に、最終的な商品の成約率の算出方法をまとめます。
「CTAボタンのクリック数÷商品の成約数=商品の成約率」
ステップメールで目指すゴールは、商品の成約です。常に商品の成約率を見ながら、一番売り上げがあがるステップメールの形を目指していきましょう。
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ステップメールの開封率を上げる3つのポイント
ここからは、ステップメールの開封率を上げる為の3つのポイントをまとめていきます。
1.開封率を測定しよう
まず、ステップメールの開封率を計測する必要があります。開封率の計測は、基本的にステップメールの配信システム側の機能でできる場合が多いです。例えば、基本的な機能が揃ったシンプルなシステムであるオレンジメールでは、管理画面から開封率測定の設定をできます。
ステップメールを新規作成する際に設定をオンにするだけなので、非常に簡単です。ただ、ステップメールの測定はどのシステムでも100%正確にはならない点に注意しましょう。例えばオレンジメールの場合、メール内に埋め込まれた画像が読み込まれることで計測される仕組みになっています。
Gmailアドレスの場合は「画像を表示する」というボタンがクリックされない限り表示されない場合があるので、正しく測定できているとは言えません。また、携帯のキャリア(@softbank.ne.jpなど)の場合は、画像がメールに添付される形式になるため、開封数が計測されません。見込み客のメールアドレスの種類によって、計測される場合、計測されない場合があることを加味して考える必要があります。
2.開封率を上げるなら、タイトルに注意しよう
ステップメールの開封率を上げるために、一番意識すべきなのはメールのタイトルです。なぜメールのタイトルを意識すべきなのかというと、読者が「メールのタイトルのみ」を情報源として、メールを開く開かないを選択しているからです。メールのタイトル文は非常にシビアで、1フレーズの単語が変わるだけでも大きく成果が変わります。
ここでステップメールのタイトルを、どのようにして考えるべきなのかを整理していきます。
タイトル内にメリットを含めよう
ターゲットがメールを開く(クリックする)ことに、メリットを感じるように考えてみましょう。根本的に、メールを開くことにメリットを感じられないような認識を作ってしまうと、メールの開封率が低くなるのも当然です。
例えば、とある仕事術関連のコンテンツだとします。
- 業務量が多くても、残業が0になる超速タスク処理術
- 便利なタスク管理法
1と2なら、1の方が明確なメリット「タスク処理スピードが上がって勤務時間内に仕事が終わる」があります。どういった顧客リストを集めるかで変わってくるのですが、発信しているコンテンツが具体的に与えるメリットを盛り込むと、メールを開く動機付けになります。
呼びかける形のタイトルを使ってみよう
コピーライティングにおけるファーストビューには「自分ごとにさせる」という役割があります。「これは、自分と関係のあるコンテンツだ!」と思って頂かないと、まず読まれることはありません。
そこでよく使われるテクニックが、呼びかけです。
例)【職場の人間関係でお困りの方へ】確実に学ぶべき、3つのコミュニケーションスキル
上記のように、冒頭でターゲットへ呼びかけてしまうのも使えるテクニックです。呼びかけられると、自動的に自分ごとになってついメールを開封してしまいます。
読者が認識できる言葉を使って伝えよう
ステップメールでやってしまいがちなミスが、読者が理解できない言葉で書いてしまうことです。業界で日々活動している方には分かる専門用語でも、読者が初心者層だった場合何を言っているのか分からないです。極力専門用語を使わずに、かみ砕いて伝える必要があります。
例えば、ビジネス系コンテンツの場合で、読者がビジネス未経験者だとします。
コピーライティングという言葉を使っても、意味を理解できない場合が多いです。「売れる文章を作る力」などとかみ砕いた日本語にすることで、よりそのイメージが読者に伝わりやすくなります。
3.シナリオ自体が開封率に直結する場合もあり
根本的に、ステップメールのシナリオ自体が開封率を変える要因になっている場合もあります。
例えば、1件目のメールで「明日から7日間、○○に関する登録者限定メールマガジンを開始します」と事前連絡を入れるだけでも、メールを読む人は増えそうです。また、メールアドレスを登録してもらう目的を「ステップメールを読むこと」にしてしまえば、より高い開封率が期待できそうです。
日常的にメールを確認している方はそう多くないので、しっかりと読む動機付けをするシナリオを設計する必要があります。読む動機付けを欠かしてしまうと、どんなに興味の高いメールタイトルにしても読まれなくなってしまうので、意外と重要なポイントです。
ステップメールの開封率を上げる具体的方法
では、具体的にどのような方法を実践すれば、ステップメールの開封率が上がるのでしょうか?
1通目のステップメールで、配信の全体像を伝えよう
ステップメールの開封率は、1通目で決まると言っても過言ではありません。1通目を読んだ時点で「面白くない」「自分に関連性はない」と思われてしまっては、どんなに興味性の高いタイトルを考えても読まれません。メールを読んでいる読者は、発信側が想像している以上に内容を把握していないし、そもそもしっかりと文章を読んでいません。
- いつ
- どういった内容を
- 配信するのか
上記の情報をステップメールに盛り込むことで、読者目線で非常に分かりやすいステップメールになります。
ステップ配信の頻度を伝えよう
ステップメールの配信頻度を明確に伝えましょう。
- 何曜日の
- 何時ごろ
上記の条件を決めた上で配信すれば、読者はメールに気づきやすくなります。ターゲット層によっても変わってきますが、読者は毎日メールをチェックしていない可能性が高いです。配信側が明確に配信頻度を決めてステップメールを送ることで、ステップメールの開封率改善に繋がるでしょう。
ターゲットの興味をそそるタイトルコピーを書こう
タイトルコピーをつける際の基本は「ターゲットの興味をそそる文章を書く」です。一見当たり前のように見えますが、もしメールの開封率が低いのであればターゲットにとって興味性の薄いタイトルになっている可能性が高いです。ターゲットにとって興味性の高いタイトルを考えるにあたって、大前提として必要になるのがターゲティングです。
まず、ステップメールの読者がどんな人なのかを決める、もしくは既存の読者がどんな層なのかを知るという段階が必ず必要です。極端な話をすると、例えば20代前半の女性と40代後半の男性では、普段使っている言葉も価値観も大きく異なります。20代前半の女性にも40代後半の男性にも刺さる文章を作ると考えると、それは難しいと理解できます。
つまり「誰に対して」をしっかりとイメージしない限りは、相手にとって興味のあるタイトルを作るのも難しいというわけです。
具体的なターゲティングの方法
では、具体的にどのようにしてターゲティングをすべきなのでしょうか?
既にステップメールの読者が居る場合は、その読者がどのような人物像なのかを知る必要があります。メールにてアンケートを取るなどの方法もあるのですが、最も確実に読者の人物像をイメージできる方法はインタビューです。読者と直接アポイントを取り、実際にやり取りをしてみましょう。
次に、これからステップメールを配信する読者を集める場合です。これから読者を集めるなら「どのような読者を集めるか」を決めましょう。最終的に成約したい商材を軸に、その商材が解決する悩みを持つ層にターゲティングします。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 家族構成
- 悩み
- ベネフィット(商品を通して得たい未来)
例えば、ターゲティングにおいては上記のような内容を決めます。理想の顧客増に近い読者を集めることで、より商品の成約に繋がりやすいステップメールを構築できます。ステップメールについて、集客方法から学びたい人はこちらの記事も是非チェックしてみてください。
関連記事:ステップメールで集客する方法とは?効率的かつ爆発力のある集客方法を解説
ステップメールの開封率を測定する方法と手順
最後に、ステップメールの開封率を測定する方法に関してまとめます。基本的な機能が揃ったシンプルなシステムであるオレンジメールの場合、以下の流れに従えば開封率を測定できます。
①メルマガを新規作成する
オレンジメールの管理画面に入ったら、メルマガを新規作成画面を開きましょう。基本設定画面の中にある「開封率取得」のチェック欄で「開封率取得」を選択しましょう。単純に開封率を測定するのであれば、システムの設定にチェックを入れるだけで完了します。
既存のメルマガの開封率測定をオンにしたい場合は「プラン管理」の中にある「基本設定」をクリックし、開封率測定のチェック欄を「所得する」に変更します。
②開封率測定の結果を確認する
オレンジメールの場合、管理画面内にある「メルマガ配信ログ」もしくは「ステップ配信ログ」を開くと、開封率を確認できます。作成したステップメールごとに開封率を確認できるようになっています。ここまでで解説したように、開封率の測定自体は非常に簡単です。ステップメールで成果を出すなら、確実に開封率測定を導入するようにしましょう。
具体的に、ステップメールを構築する方法を知りたい方はこちらの記事をチェックしてくださいね。
関連記事:ステップメールの作り方・やり方徹底解説!
ステップメールの開封率を上げる方法まとめ
今回の記事では、ステップメールの開封率を上げる方法に関して測定方法も交えながら解説しました。開封率を測定しつつ、ステップメールの開封率を上げるための施策を繰り替えすことで、より大きな成果の出るステップメールに近づきます。
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それでは今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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