デジタルコンテンツ販売を個人で成功させるには?基礎知識から徹底解説
Mar 17, 2023「デジタルコンテンツの販売方法がわからない」
「デジタルコンテンツの販売先になるプラットフォームって?」
デジタルコンテンツの販売を検討している方は、販売方法や利用するプラット―フォームについて詳しく知りたいと思っているのではないでしょうか。スマホの普及やインフラ整備が進み、2020年にはインターネットの普及率が80%を超えたこともあり、アナログのコンテンツよりもデジタルコンテンツを見る機会が増えました。以前はデジタルコンテンツを制作しているのは企業ばかりでしたが、便利なツールが開発された現在では、個人でもデジタルコンテンツで利益を上げている方が増えています。
そこで今回は、個人でデジタルコンテンツを販売するための基礎知識や使うべきプラットフォームについて詳しく解説します。この記事を読むだけでデジタルコンテンツで利益を上げるためには「何が必要なのか」がわかると思いますのでぜひ最後までお付き合いください。
デジタルコンテンツ販売を個人で始めるには?(事前準備)
そもそもデジタルコンテンツとは、ゲームや音楽、動画などをデータにしてWeb上に公開しているものを指します。スマートフォンで利用できるアプリケーションもその1つで、今ではデジタルコンテンツを購入したことがない方はいないと言って差し支えないくらい、私たちの生活に溶け込み、世界中で広く親しまれたコンテンツと言えます。
そして、個人がデジタルコンテンツとして販売しているものには、電子書籍やアート、動画や写真素材など多岐に渡ります。デジタルコンテンツ販売は、PCとインターネット環境のみで個人でも手軽に始められることから、副業に適しており、実際、ココナラやランサーズなどのクラウドソーシングのサービスでは、多種多様なデジタルコンテンツが売買されていますよね。
では、個人でデジタルコンテンツの販売に挑戦しようとした場合、どのようなコンテンツがよいのでしょうか?
ここからはお勧めのコンテンツとその理由について解説していきます。
デジタルコンテンツ販売にはノウハウを提供するコンテンツがおすすめ
デジタルコンテンツ販売で最初に悩むポイントは、販売するデジタルコンテンツの種類です。
- illustratorやPhotoshopを使ってイラスト制作ができる
- DTMなどを使って楽曲制作ができる
- コーディングの経験がある
など、分かりやすいスキルを持っている場合は別として、今の自分に「需要のあるコンテンツなんて作れない」と思っている方は少なくありません。しかし、昨今のyoutubeなどを観れば分かるように「何かの分野に特化したスキルや知識」があれば、それをデジタルコンテンツとして販売していくことは十分に可能です。
例えば、仮に自分に塾講師の経験があったとして、生徒対応や勉強を教えるコツ、モチベーションの上げ方などを講師向けにレクチャーする動画や講座を制作するとします。その場合、ただ「勉強を教える技術」を売りにするのではなく、以下のように自分のキャリアを深堀りすれば、「自分にしか発信できないコンテンツ」に近付けることができます。
- 元○○塾の教室長が集団授業の秘訣○○
- 1on1個別特化・生徒指導法
- 家庭教師歴〇年のベテラン女性講師が○○
このように、コンテンツのテーマ・内容でもし迷った際は、まずは自身のキャリアや経験、趣味を振り返り、「ノウハウを提供すること」を軸としてコンテンツにすることから考えてみてください。
関連記事:コンテンツ販売におすすめのジャンルは?ジャンルの選び方を徹底解説
個人でデジタルコンテンツ販売をする方法は大きく分けて2つ
制作するデジタルコンテンツの内容が決まったら、次はデジタルコンテンツを販売する手段を決める必要があります。個人でデジタルコンテンツ販売をする場合、大きく分けて「プラットフォームを使う or 自分で販売する」の二択になります。まずは、プラットフォームを利用する方法から見ていきましょう。
プラットフォームで販売する場合
デジタルコンテンツ販売のプラットフォームは、BASEやSTORESなどのネットショップやUdemy、Brainなどのデジタルコンテンツを販売する専用のプラットフォームがあります。各サービスや契約プランによって利用できる機能は異なりますが、既存のプラットフォームを利用することで集客から販売までを一元化することが可能です。
ただ、これらのプラットフォームでは、同じようなコンテンツを販売していることが多いため、競合と差別化する必要があります。独自コンテンツを制作するために必要な考え方をまとめた記事があるので、興味のある方はコチラもご覧ください。
関連記事:コンテンツ販売のやり方・作り方!個人で売る方法教えます!
自身で集客から販売まで行う場合
既存のプラットフォームを利用しない場合は、独自ドメインを取得するなどして、まずランディングページを作る必要があります。また、SNSやWeb広告、SEO対策などで、顧客リストを収集し、集客も自分でやる必要があります。
コンテンツ販売における集客の手法も実に様々で、導線の構築の仕方や販売するデジタルコンテンツとの相性なども考えなくてはなりません。こちらは専門的な知識が問われる分野でもあるため、集客方法について詳しく知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。
関連記事:コンテンツ販売で集客する方法4選!メリット・デメリットを解説
既存のプラットフォームを活用しつつ、独自で集客できる導線を構築しよう
冒頭、個人でデジタルコンテンツ販売をする場合は大きく分けて、「プラットフォームを使う or 自分で販売する」の二択があると説明しましたが、結論としては「どちらもやる」のが最も有効です。
既存のプラットフォームからの流入でコンテンツを販売しつつも、自身で作成したステップメールでもコンテンツ販売すれば、収益源を分散させることができますし、運用の仕方も学べます。ただし、メルマガやステップメールを送るためには、やはり相応の知識と運用スキルが求められるので、事前に学習をしてから集客・販売を実践することをお勧めします。
関連記事:メルマガで集客する方法とは?メールマーケティングのコツを徹底解説
関連記事:ステップメールで集客する方法とは?効率的かつ爆発力のある集客方法を解説
個人のデジタルコンテンツ販売におすすめのプラットフォーム
では、デジタルコンテンツ販売するプラットフォームにはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なプラットフォームを4つ紹介するので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
- Udemy
- note
- Brain
- STORES
Udemy
Udemyは、登録料無料で自身のノウハウを動画形式で販売できるプラットフォームです。ノウハウ系のコンテンツを制作する予定の方におすすめで、ビジネススキルや健康、趣味などあらゆるジャンルのノウハウ系のコンテンツが販売できます。
UdemyにアップしたコンテンツがUdemy経由で購入さると売上の約37%が利益になり、自身で用意した流入ルートからコンテンツが購入されれば、売上の約97%が利益になるシステムです。ノウハウ系の動画を制作してすぐにUdemyに登録、動画をアップし、徐々に他の集客方法でコンテンツを売って利益を上げるといった使い方になるでしょう。
note
ノウハウを記事などのテキストコンテンツにして販売したい方におすすめのプラットフォームがnoteです。無料で登録可能な上に有料のテキストコンテンツを販売できるので、他のプラットフォームと合わせて利用する方法がおすすめです。noteには定期マガジンを販売できたりメンバーシップを作成して限定記事を書くことができたりと、自身のファンを増やせる機能がそろっています。
テキストベースのプラットフォームなので、特にTwitterなどのSNSと相性が良いのも特徴です。また、一部のノウハウを有料記事にして、購読してくれたユーザーに動画コンテンツをすすめるといったフロントエンドとしての使い方もできるので、コンテンツ販売の基本パターンを習得するのに適しています。
Brain
Brainはノウハウ・スキル提供に特化した販売プラットフォームです。あらゆるジャンルのノウハウ系コンテンツが販売できるBrainは、無料記事を公開してその中に有料のテキストや動画を埋め込んで販売する形式になっています。
他のプラットフォームとは異なり、購入された記事の口コミ情報が見られるようになっていいるのも大きな特徴です。また、アフィリエイト機能がついており、紹介料を設定できるため、最初は紹介料の割合を高めて流入を増やし、口コミが集まった段階で調整するといった使い方もできます。
STORES
雑貨や食品など物販でのネットショップが作れるプラットフォームとして人気のStoresは、デジタルコンテンツの販売にも対応しています。無料のフリープランの場合、決済手数料が約5%になっており、スタンダードプランにすることで約3.6%になります。
アップしたコンテンツの受け渡し、決済などをすべてStoresの機能で行えるので、自身でランディングページを制作する必要がないなど、簡単な作業だけでコンテンツの販売ができるため、初めて動画コンテンツの販売に挑戦する方にもおすすめです。
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デジタルコンテンツ販売を個人で成功させるコツ
最後にデジタルコンテンツの販売を個人で成功させるコツについて紹介します。
- SNSとプラットフォームを連携
- 高単価商材の販売に挑戦
- ステップメールやメルマガを活用
SNSとプラットフォームを連携させよう
デジタルコンテンツの販売を成功させるコツは、SNSと販売プラットフォームを上手く連携させることです。テキストコンテンツであればnoteとTwitter、動画コンテンツであればTikTokとUdemyなど、コンテンツとの相性なども考慮し、継続的に取り組めそうなものから始めてください。
特にSNSは、個人でも日々の投稿でフォロワーをしっかり教育し、ある程度、購買意欲やコンテンツに対する関心度を高めた状態で販売プラットフォームへ誘導できるため、上手く活用できれば強力な集客媒体になります。
高単価商材の販売に挑戦しよう
ある程度、集客できるようになれば高単価商材の販売にも挑戦するとよいでしょう。例えば、動画コンテンツをパッケージにして「講座形式」で販売することができれば、月に数十万、数百万の利益を上げることも十分に可能です。
関連記事:コンテンツ販売の価格はどうすれば良い? 価格設定や相場観について徹底解説
商品の企画、集客方法、カリキュラムの設計、マネタイズのフローなど、やるべきことは多いですが、成功すればそれだけで十分なリターンが得られます。詳しく知りたい方は、こちらの記事も参照してみてください。
関連記事:オンライン講座の作り方!選定から企画・販売まで全ステップ徹底解説
関連記事:オンラインスクールの作り方・始め方!構築から運営方法まで徹底解説!
ステップメールやメルマガを活用する
SNSの運用に慣れてきたら、メルマガやステップメール配信にもトライしてみましょう。ステップメールやメルマガの作成は時間がかかりますが、ターゲットに合わせたメールを一度作成しておくと、後はそれをテンプレートとして使い回したり、配信システムの機能を活用して自動で配信したりすることができるため、個人でのコンテンツ販売に適しています。
「SNSのリンクからメンバーシップに登録したユーザーに対して自動的にメールを送り、そこからフロントエンドの購入」といったような仕組みを作って収益化する方法がおすすめです。メルマガやステップメールの活用方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事も参照してみてください。
関連記事:メルマガで集客する方法とは?メールマーケティングのコツを徹底解説
関連記事:ステップメールで集客する方法とは?効率的かつ爆発力のある集客方法を解説
デジタルコンテンツ販売を個人で成功させる方法まとめ
今回は「デジタルコンテンツを個人で販売するには?」ということをテーマに販売方法やおすすめのプラットフォームを紹介してきました。デジタルコンテンツ販売は、様々な集客方法で人を集め、徐々に高単価のコンテンツを販売することで、個人でも数百万~数千万円規模の大きな成果を上げる可能性を秘めています。
また、自分にしか提供できない「価値」は、中々自分で気付いていないだけで、それは他の誰かにとっては「お金を払ってでも教えてもらいたいこと」ということはよくあります。まずはご自身にできること、好きなこと、「これだったら一生懸命頑張れる」というものをぜひ発掘してみてください。もし自分では見つけられないという方は、無料カウンセリングも行っているので、興味のある方はぜひお声がけください。
それでは、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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