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動画コンテンツの販売方法とは? 作成手順解説・お勧めプラットフォーム4選

動画コンテンツの販売方法とは? 作成手順解説・お勧めプラットフォーム4選

Mar 16, 2023

 

 近年、YouTubeやネットフリックスなどの動画配信サービスが人気を集めており、サブスクリプションや都度課金など、お金を払って動画を購入することが当たり前になりました。動画コンテンツを見ない方はいないと言っても良いほど生活に馴染んでおり、動画配信市場の市場規模も年々増加していることから、これから個人で動画コンテンツを販売しても十分に収益化できる可能性があります。

 

そこで、今回の記事では、動画コンテンツの販売について、企画から収益化までの流れ一からを詳しく解説します。オススメのプラットフォームなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

動画コンテンツの販売は副業・起業に最適?

 

動画コンテンツの販売は、個人でも参入しやすいビジネスモデルであることから、現在、副業の一つとして大きな注目を集めています。また、副業にとどまらず「動画コンテンツ販売」を軸に起業し、大きな成功を収めている方も多数いらっしゃいます。

マイクやカメラ、照明など撮影に必要な最低限の機材と動画編集に必要なPC・ソフトさえあれば、場所・時間を問わず、気軽に始められることに加え、コンテンツの種類も多岐に渡るため、個人の起業・副業の手段として選ばれていることが伺えます。

  

 

どのような動画を販売すべき?

 

では、動画コンテンツの販売に際して、どのような動画コンテンツを制作したらよいのでしょうか。様々なジャンルがあるので、一概に「これがベスト」という模範解答はありませんが、もし、悩んでいるのであれば、一先ず「学習系コンテンツ」を軸に検討することをオススメします。

  

学習コンテンツの例

 

  • ビジネス講義
  • スキル習得講座
  • 転職や副業のノウハウ etc.

 

学習コンテンツはこれまでの経験を活かしやすいテーマになっており、例えば営業経験のある方は、営業スキルを動画にまとめるだけで1つのコンテンツにできます。プレゼン資料の効率的な制作方法や面接での受け答えなど、誰でも何かしらのコンテンツを制作することができるでしょう。ただし、こうしたコンテンツは既に数多く販売されているので、それぞれの職業やサービスなどに特化したコンテンツ制作で差別化を図ることが重要です。

 

関連記事:コンテンツ販売におすすめのジャンルは?ジャンルの選び方を徹底解説

 

 

動画コンテンツ販売の価格帯は?

 

動画コンテンツの価格帯は、内容や利用するプラットフォームによって異なりますが、数千円〜数万円の範囲内に収まることが一般的です。例えばUdemyでは、パッケージ型の動画コンテンツが多く販売されており、1つのテーマを3つほどに区切った動画コンテンツが2,000円から10,000円程度で販売されています。

既存のプラットフォームを利用する方は、相場を把握して最初は「同程度の価格設定」にすることをお勧めします。固定のファンが付き、コンテンツに希少性が生まれたら徐々に単価を上げていくという方が安全です。

 

関連記事:コンテンツ販売の価格はどうすれば良い? 価格設定や相場観について徹底解説

 

一方、独自のプラットフォームで動画コンテンツを販売する際には、内容のボリュームや価格を自由に設定できるので、制作する動画コンテンツに合わせて価格を調整するのも1つの方法になります。

 

関連記事: Kajabi(カジャビ)とは?使い方から運用方法まで徹底解説!

 

 

動画コンテンツの作成手順

 

<事前準備(機材・ソフト)>

通常、ムービーやアニメーション、プロモーション映像など、本格的な動画コンテンツを制作する際は、高画質なビデオカメラやムービー機能つきの一眼レフカメラを使用し、色調整や様々な映像の演出ができる有料の動画編集ソフトを使うことが一般的です。

しかし、学習用の動画コンテンツであれば、そこまで画質や演出にこだわる必要がないため、スマートフォンやiPhoneでも申し分ないクオリティのコンテンツを制作することができます。また、演出やテロップ等もシンプルなデザインにしておけば、無料の編集ソフトでもある程度は対応できるでしょう。ただ、どこまで映像のクオリティにこだわるか、最初からある程度の機材・ソフトを導入するかについては、ケースバイケースです。

 

それよりも、特に初心者の方は、一連の作業工程に慣れておくことの方が優先です。実際にコンテンツとして売るかどうかは別として、練習という名目で「まずは道具を一式そろえて、実際に編集作業に慣れる」というところから始めると良いでしょう。



<動画コンテンツの制作の流れ>

 

動画制作の流れを簡単に説明すると以下の通りの流れになります。

 

  1. 目次をつくるイメージで各動画のタイトルと内容を決めておく
  2. 開始から終わりまでの流れをイメージし、台本や簡易な絵コンテ等を作成
  3. 撮影機材を用意して学習用の動画を撮影
  4. 動画編集ソフトを用意し、カット編集を行う
  5. 字幕やテロップを挿入
  6. BGM・音源・演出効果等の編集
  7. アップロードできるファイル形式(拡張子)で保存

 

大枠としては以上の流れで動画コンテンツを制作することができます。どんなソフトを使えばいいの?」「こういう演出を出したいけれどやり方が分からない」等、いざ制作してみると、実際たくさんの疑問が出てくるはずです。

編集ソフトの使い方や機材の選び方など、細かいことを言い出したら切りがないのですが、たいていの情報はインターネット上から無料で仕入れることができます。また、重要なのは「動画クリエイター」としての技量を上げることではなく、「収益につながる動画コンテンツ」を制作することです。

もちろん、動画コンテンツとして「見た目」のクオリティをあげる努力は大切ですが、同時に、商品を「売れるためにできること(やるべきこと)」に知恵をしぼり、バランスを見失わないことが非常に重要です。

 

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動画コンテンツの販売で収益化するまでの流れ

 

動画コンテンツを販売する際には、競合のコンテンツに埋もれてしまう可能性があるため、コンテンツ販売までのプロセスをしっかりと練って置く必要があります。動画コンテンツで利益をあげるためのプロセスは以下の通りです。

 

  • コンテンツの企画を練る
  • 集客する方法を決める
  • 販売する方法を決める
  • 市場・競合の調査

 

企画・集客・販売という流れはマーケティングの基本です。個人で動画コンテンツを販売する場合でも、最低限のプロセスを組まなければ収益化に繋げることが難しいので、しっかり理解を深めておきましょう。

 

 

①コンテンツの企画を練る

 

動画コンテンツに限った話ではありませんが、モノにしろ、サービスにしろ、それらが有形無形問わず、「何かを売る」には企画(コンセプト)を練ることが非常に重要です。自分が商品を購入する際に、何を基準に商品を選んでいるか、購入に至ったかを考えれば、企画の重要性は自ずと分かるはずです。

たとえば、『金麦』のテレビCMを観て「こんな感じで気持ちよくビールを飲みたいなぁ」と思った人がいたとします。CMからは味も伝わらなければ、値段の情報も得られませんが、その人は「気持ち良さそうに(CMのように)ビールを飲んでいる自分」を想像し「飲みたいな」と動機付けされたことが分かります。

このように人が何かを購入するプロセスにおいて「購入後の自分の姿」や「未来」を想像し、その「ストーリーも含めて購入の動機」となっていることを理解すれば、企画がいかに重要か御分かりになるのではないでしょうか。

 

関連記事:コンテンツ販売のやり方・作り方!個人で売る方法教えます!

 

コンテンツ企画の練り方

 

では、その重要な企画をどのように練るのか、という具体論に入りますが、一つお勧めしたいのはマインドマップの作成です。頭の中に散らばったアイディアや疑問を、一先ず全部はきだして情報を可視化します。メインの題材から枝葉を伸ばしていくように発想を広げていくのもよいですし、思い付いた純に箇条書きでも構いません。書いているうちに、ありとあらゆる疑問やアイディアが浮かんでくるはずです。

さらに、その上で関連性の高いテーマを結び付け、カテゴライズしたり、序列を付けたりするなどして、少しずつ整理を行います。そうしてでき上がったマインドマップを俯瞰し、改めて「自分が売りたいものは何なのか」「それは誰に届けたいのか」「魅力は何か」といった抽象的な要素をフレーズに落とし込んでいきます。

 

このように、マインドマップの作成では具体と抽象、ズームと俯瞰、客観と主観を行ったり来たりして、あらゆる方面から「自分の商品」を分析することが大切です。もし、「何をコンテンツにしたらいいのか分からない」「自分一人でできるか自信がなく不安」という方は、無料カウンセリングでも相談可能なので、お気軽にお声掛けください。

 

 

②集客する方法を決めよう

 

続いて、動画コンテンツで集客する方法の紹介です。まず、初心者の方にお勧めしたいのはUdemyのような販売プラットフォームの活用です。Udemyは、213,000以上の学習コンテンツが並んでおり、ユーザーが求めるコンテンツを制作できれば、自身で集客しなくても簡単に利益を上げることができます。

但し、販売手数料がかかることに加えて、コンテンツのプロモーション方法によっては十分な利益が得られないことがあるので注意が必要です。それ以外の方法としては、SEO集客、SNS集客、web広告、youtubeでプロモーション動画を配信する等の方法が検討できます。各集客方法についてはこちらの記事が詳しいので、後程チェックしてください。

 

関連記事:コンテンツ販売で集客する方法4選!メリット・デメリットを解説

  

 

③販売する方法を決めよう

 

動画コンテンツを販売する際は、既存のプラットフォームを利用する方法と独自でプラットフォームを構築する方法があります。既存のプラットフォームを利用した場合は、自分で集客せずともコンテンツを販売できる可能性がありますが、各プラットフォームで手数料が発生することがほとんどです。

そのため、動画コンテンツの販売で最大限の利益を上げるなら、独自でプラットフォームを立ち上げ、そこまでの集客導線を構築することをお勧めします。自社サイトを立ち上げてメルマガで集客といったように、0から仕組みを作り上げれば、半自動的に大きな成果を上げることも可能です。

 

 

④市場・競合の分析

 

動画コンテンツの販売を始める際は、ターゲットとなる市場や競合サービスの分析をしっかりと行っておくことが重要です。市場規模や競合の情報、顧客が抱える悩みをしっかりと分析した上で動画コンテンツをリリースし、他にない特徴を持った価値のあるコンテンツを提供しましょう。

特に既存のプラットフォームを活用して動画コンテンツを販売する場合は、競合と差別化をしなければ、自身のコンテンツが埋もれてしまいます。また、どんなに高品質なコンテンツを提供しても、それを欲しがっている人がいなければ、商品が売れるはずもありません。商品企画と同時に必ず実施するようにしましょう。

 

 

動画コンテンツの販売におすすめのサービス4選

 

動画コンテンツの販売では、自社サイトでの販売と同時に既存のプラットフォームを利用することが一般的です。これから動画コンテンツの販売に挑戦する方にオススメのサービスを3つ紹介します。

 

  • Udemy
  • STORES
  • necfru

 

各プラットフォームで特色が異なるので、自身のニーズに合ったプラットフォームを利用してみてください。

 

 

1.Udemy

 

動画コンテンツの販売と言えば、集客方法でもご紹介したUdemyです。グローバルマーケットプレイスのUdemyは、動画学習サービスとして全世界で利用されており、日本語にも対応したことで動画コンテンツを販売するためのプラットフォームとして人気を集めています。

動画コンテンツのカテゴリーは、開発やビジネススキル、自己啓発など大きく分けて13カテゴリーに分かれており、そこからさらに複数のジャンルを選択できるので、学習系の動画コンテンツならどのようなものでも販売できるでしょう。

 

 

2.STORES

 

誰でも本格的なネットショップを立ち上げられることで人気になったSTORESは、初期費用0円からでも利用できるプラットフォームです。簡単な操作だけでネットショップの運営ができるSTORESは、スマートフォンだけで立ち上げから販売までできるので、場所を選ばずに作業をすることができます。

また、クレジットカードやコンビニ決済、PayPalなど決済手段が豊富に容易されているため、幅広いターゲットに対して売りやすいのもメリットの1つです。集客や運用効率アップ、Googleアナリティクスが利用できるなど、動画コンテンツを販売するための機能がそろっているので、無料のプラットフォームでコンテンツを販売したい方に向いているサービスだと言えるでしょう。



3.necfru

 

necfruは、会員登録無料で利用できる日本発の動画コンテンツ販売プラットフォームです。無料アカウントの場合はフリープランで容量制限1GBまでの投稿が可能で、ユーザーがコンテンツを購入した際には、販売価格から決済システムの手数料が差し引かれ、さらにそこから残りの25%に対して手数料が発生します。

necfruで販売されている動画は、数百円から1,000円程度のものが数多く見られるので、簡単な動画コンテンツをまずは試してみたいといった方にオススメです。

 

 

4.teachable(オリジナルサイトでの動画コンテンツ販売)

 

3つの動画コンテンツ販売専用プラットフォームを紹介しましたが、オリジナルサイトで動画コンテンツ販売をするならTeachableがオススメです。teachableとは誰でも簡単にオンライン講座を始められるプラットフォームで、パソコン、やタブレット、スマートフォンなどがあればすぐに運営を開始できます。

会員制のオンラインスクール(オンライン講座)を開設し、レッスン動画を配信したり、販売や申し込み、決済などの取引を一括して管理できたりと、個人・法人問わず幅広い層で活用されています。

 

  • ワイン入門講座
  • トランプマジック講座
  • ノンフィクション小説の書き方講座
  • トップライターによるライティングビジネス講座
  • ドローンパイロット育成講座

 

等々、あくまで一例ですが講座の内容は多岐に渡ります。日本語の設定など、少し面倒な手順もありますが、プラットフォームとして優秀なのは間違いありません。解説方法など、詳しく知りたい人はこちらの記事もぜひチェックしてみてください。

 

関連記事:teachableとはどんなアプリ?概要とメリットを解説

 

関連記事:Teachableを使ってオンライン講座を開く方法を徹底解説!

  

動画コンテンツの制作・販売から発展し、動画コンテンツを講座形式にして「オンラインスクール」を運営してみたいという方は、以下の記事も必見です。

 

「こんなことができるなら、初めからやっておけば良かった…」

「いざ始めようと思ったら、すでに他の誰かが似たような講座で成功していた…」

 

と、後悔しないためにも先に一読しておく価値はあると思います。

 

関連記事:オンラインスクールの作り方・始め方!構築から運営方法まで徹底解説!

 

関連記事:オンライン講座の作り方!選定から企画・販売まで全ステップ徹底解説

 

では、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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