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コンテンツ販売で起業する方法とは?メリットやデメリット・注意点について解説

コンテンツ販売で起業する方法とは?メリットやデメリット・注意点について解説

Mar 14, 2023

 

「コンテンツ販売は主婦でも出来るって本当?」

「コンテンツ販売は何となく批判的な声もあるから手が出せない」

 

コンテンツ販売は知識がない初心者や主婦の方でも始められるビジネスですが、「やめておけ」という周囲の批判的な声も少なくないことから、上記のような疑問をもっている方もいますよね。ただ、オンラインコンテンツの販売で起業している方は多く、これまでの経験がビジネスに繋がることは決して珍しいことではありません。

 

そこで今回は、コンテンツ販売におけるメリットやデメリット、起業可能な理由をまじえながら、コンテンツ販売で起業する方法や手順について詳しく解説していきます。この記事を読むだけで起業までのイメージが持てるようになると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

まずはコンテンツ販売での起業で成功できるのかについて見ていきましょう。

 

 

 

コンテンツ販売での起業って実際どうなの?

 

そもそもコンテンツ販売とは、テキストや音声、動画などのオンライン上で取引できるデータもしくは、セミナーやコンサルなどを指し、全般的に参入障壁が低く、個人が大きな収益を得やすいビジネスモデルです。

 コンテンツなんて作ったことがない」こうした声も聞こえてきますが、コンテンツとして販売されているものは、自分の体験や技術、知識などであり、専門分野ではないことでも自ら情報を行い、それらをコンテンツとして販売しているケースもあるくらいです。コンテンツの作成から販売までを一貫して自分一人で行えるため、人件費や経費などがかかりづらく、その分収益を得やすい仕組みになっています。

 

 

コンテンツ販売と他のビジネスモデルを比較すると?

 

個人が取り組みやすいビジネスとして代表的なのは、コンテンツ販売以外に「アフィリエイト・物販」などが挙げられます。ここでは、これらの代表的な個人でのビジネスとコンテンツ販売を比較し、コンテンツ販売が優位な点を確認していきましょう。

 

  

物販とコンテンツ販売の比較

 

個人で物販を始める場合、仕入れ先や販売プラットフォームを探し、集客やアフターサポート、在庫管理をする必要があります。売れる商品を仕入れるためには、リサーチに時間をかける必要があり、仕入れ価格を安く抑えるためには、海外などから輸入しなければならないこともあります。

また、仕入れた商品はいつでも出荷できるよう、検品して保管しなければなりません。収益が上がるにつれて商品の種類も増えてくる傾向があるので、保管場所の手数料も発生するでしょう。

 

一方、コンテンツ販売の場合は、販売先を見つけるだけなので初期費用がほとんどかからず、売れなかったとしてもコンテンツの保管手数料がかかることはありません。2つのビジネスモデルを比較すると、在庫管理のリスクという観点でコンテンツ販売は優位であると言えそうです。

 

 

アフィリエイトとコンテンツ販売の比較

 

アフィリエイトは、自分のブログやメルマガ等に広告主の広告を掲載し、クリックやコンバージョンなどの成果に応じて報酬が発生する「成果報酬型のビジネスモデル」になっています。PCがあれば誰でも始められるので参入障壁が低い一方で、サイトを立ち上げて記事を書く必要があり、報酬をもらえるようになるまでに時間がかかることが一般的です。

 そもそもサイトを立ち上げただけでは人は集まらないので、Google検索で順位を上げるためのSEO対策も必要になります。人がこないサイトに広告を出す企業はなく、稼げるようになる前に辞めてしまう方が大半であるのが現状です。

また、アフィリエイトの決定的な弱点は得られる報酬が広告主が販売する商品に委ねられているという点にあります。売れ筋の商品や人気の商品は当然、他のアフィリエイターも狙っているので、素人ではまず勝ち目がありません。そうなると次はねらい目の商品はないか?」「報酬単価が多少低くても流入が期待できる商品はどれだ?という発想になり、選択肢が自動的にせばまってしまいます。

 

一方、コンテンツ販売は「自分が売りたいもの」という発想から、ビジネスを始めることができ、成果報酬額もある程度は「自分でコントロールできる」という意味で、拡張性が期待できるのです。

 

関連記事:コンテンツ販売のやり方・作り方!個人で売る方法教えます!

 

 

コンテンツ販売で起業するメリット・デメリット 

 

自分の得意分野で生活したいと考えている方は、コンテンツ販売で起業するメリット・デメリットについて知るだけでも今後の参考になるはずです。まずは、メリットから見ていきましょう。

 

 

コンテンツ販売で起業するメリット

 

コンテンツを販売するまでにかかる費用は、システム料やプラットフォームの手数料だけなので利益率が非常に高く、販売価格を自分で決められることも大きなメリットです。もちろん、法外な値段設定はできませんし、類似コンテンツがあれば「相場」も自ずと決まってくるので、完全に自由とは言えません。しかし、物販との比較でお話したように在庫をかかえることもなく、一度制作したコンテンツで定期的な収入を得ることができる点は大きな強みです。

また、自分の興味を活かしてコンテンツを制作できる可能性があることも、コンテンツ販売で起業するメリットと言えます。たとえば、プラモデル制作が好きな方であれば、制作のノウハウやその風景を動画コンテンツにするだけでも一部の層に刺さる可能性は十分に考えられます。趣味をもとにしているようなコンテンツは、世代が変化しても一定の需要が期待できるので、コンテンツ販売の仕組みさえ整えてしまえば、少ない労力で収益を上げられる可能性が高いと言えます。

 

 

コンテンツ販売で起業するデメリット

 

ここまで、コンテンツ販売のメリットばかりをお伝えしてきましたが、デメリットもしっかりあります。やはり、コンテンツ販売で起業する一番のデメリットは「コンテンツの素材になるスキルやノウハウが必要」という点です。

コンテンツ販売は無形商材がゆえに、価値を創造することが難しく、ある程度のビジネス理解が必要になります。主婦や初心者の方でも挑戦しやすいとはいえ、ビジネスのもとになるようなモノがない場合は、継続して利益を上げていくことは難しくなるでしょう。

価値を創造するという意味では、他分野を広く浅く知っているよりも「1つのジャンルに特化した専門的な知識や経験が必要になる」ということです。独自性のないコンテンツは淘汰されてしまいますし、そもそも「選ばれる」という状況が発生しにくいため、「競合と差別化できるコンテンツ」や「自分にしかできない唯一無二のコンテンツ」をいかにして作るか(伝えるか)がポイントになります。

 

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コンテンツ販売で起業する手順 

 

ここまでの説明で、コンテンツの基本はご理解いただけたのではないでしょうか。ここからは、実際にコンテンツ販売で起業するまでの流れを紹介していきます。

結論、コンテンツ販売のビジネスモデルは、企画・集客・(教育)・販売」で成り立っており、この全体像を知ることで起業までの流れをつかむことができます。

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

 

コンテンツ販売の流れ①【企画編】

 

まずは、どのようなコンテンツを販売するのかを企画を練ることから始めまります。ここでどれだけ「価値があると感じさせられる事業コンセプト」をつくれるかで勝負が決まるといっても過言ではありません。

何を販売するかで企画内容は大きく異なりますが、自分の強みや競合と差別化できるポイントを探り、少しずつ具体的なフレーズや言語に落とし込んでいくようにしましょう。また、企画を立案する段階で「誰に、どのような商品・サービスを届けたいのか」を明確にすることも重要です。

例えば、あなたがもし塾の先生だとして、映像授業やオリジナルの教材をコンテンツとして販売しようとした場合、「中学受験専門・算数教室」と打ち出すよりも「SAPIX生限定・マンツーマン個別レッスン」とした方が、ターゲットも売り出し方もより明確になります。中学受験を考えている層に対してぼんやりと訴求するのではなく、「SAPIXに通っていてクラスが上がりたい子」など、最初からある程度ターゲットを絞り込み、そこに自分のストロングポイントをぶつけていくようなイメージです。

 

あくまでこれは売り出し方の一例ですが、売り出すものが何であれ、すべてに共通する事項であることは間違いありません。「これはいける!」と確信が持てる、ワクワクするような企画をしっかり練りましょう。


関連記事:コンテンツ販売におすすめのジャンルは?ジャンルの選び方を徹底解説

 

 

コンテンツ販売の流れ②【集客編】

 

コンテンツの企画が決まったら、次はターゲットとなる見込み客を集客するフェーズに入ります。コンテンツ販売の集客方法には様々な手段がありますが、オンラインでの集客という意味では大きく分けて、SNS集客・SEO集客・Web広告の3つに分けられます。

 

 

SNS集客

 

SNS集客はFacebookやTwitter、Instagramなどの投稿やフォローを通じて、ある程度、ターゲットに近い層にアプローチしやすいという強みがあります。日々の投稿内容を考えたり、自身のプロフィールのブランディングに注力する必要があるため、正直手間は掛かりますが、上手くやれば相応のリターンが期待できる集客媒体です。

 

 

SEO集客

 

SEO集客はサイトやLPなどを制作し、それらを検索上位に表示させることで、検索流入からメルマガ登録やコンバージョンにつなげて集客を行う方法です。サイト内のページ数や質そのものを高める必要があり、検索上位に表示されるためには相応の専門知識が求められます。また、結果が出るまでに3~6ヶ月程の時間が掛かるという点も忘れてはなりません。

このようにSEO集客は労力と時間が掛かるものですが、十全に機能さえしてしまえば「ほぼ自動かつ無料」で集客ができてしまうことがSEO集客の最大の強みでもあります。webマーケティング中級者以上向けの集客手法と言えるでしょう。



Web広告

 

Web広告にはさまざまな種類があり「広告枠を買って表示させる」非運用型の広告や、「広告主が指定したキーワードが検索された時に表示される」運用型の広告などがあります。Web広告を運用すれば特定のターゲットに向けて宣伝しやすく、アナリティクスを使うことで、効果を測定しやすいといったメリットがありつつ、SEOと違って「即効性がある」というのも大きな強みと言えます。

欠点は、やはりコストが掛かるという点です。また、テキストや画像を使用して広告素材を制作する場合もあるため、それなりのクリエイティブが求められます。加えて、指定キーワードの選定然り、プラットフォームの運用には慣れが必要であり、SEO集客とはまた別の意味で、中級・上級者向けの集客手法と言えます。


関連記事:コンテンツ販売で集客する方法4選!メリット・デメリットを解説

 

 

コンテンツ販売の流れ③【販売編】

 

ある程度のリストが集まり、集客が上手くいったら、いよいよ販売のフェーズに入ります。どのようなコンテンツを販売するかによって売り方は様々ですが、大きく分けて「ステップメール(またはメルマガ)」と「対面による営業販売(オンライン含む)」に分けられるでしょう。

一般的な営業の場合は直接お客様に会う必要があり、時間と労力が必要ですが、ステップメールは1度作成してしまえば、パターンに応じて自動配信されるので小さく起業する方には向いている販売方法です。ステップメールに関してはコチラでも解説していますので、気になる方は参考にしてみてください。

 

関連記事:ステップメールで集客する方法とは?効率的かつ爆発力のある集客方法を解説

 

 

 

コンテンツ販売で起業する際の注意点

 

コンテンツ販売で起業する際の注意点には、以下のようなものがあげられます。

 

  1. あまりにも質の低いコンテンツだとクレームが殺到する
  2. 集客自体が難しい
  3. 事業形態によっては契約書の作成などが必要になる

 

コンテンツ販売はメリットが多く、個人で起業するのに向いているビジネスモデルと言えますが、内容をしっかりと練っていないと起業した段階で失敗するので注意してください。

 

 

1.あまりにも質の低いコンテンツだとクレームが殺到

 

広告していた内容とかけ離れたコンテンツを販売した場合、当たり前ですが、クレームが殺到して悪い評判が広まるどころか、他のコンテンツも売れなくなるという弊害があります。残念なことに、こうした質の低いコンテンツが存在するというのも事実で、「コンテンツ販売」に対するネガティブなイメージが生まれてしまうのはこうした理由からでもあります。

また、自分の商品をより良く見せようと、身の丈以上の広告文を打ったり、煽り方が過剰になってきたりするということも、珍しいことではありません。特に、思ったように集客が上手くいっていないような時は、視野狭窄に陥り、気付かぬうちに過剰になっていくということもあります。

 

ビジネスの観点上、「自分の商品を良く見せる」ということはとても大事なことですが、それは相応の質がともなって初めて効果を発揮します。身の丈以上の飾り方やメッキは返って自分を追い込むということを肝に命じておきましょう。

 

 

 

2.webマーケティングの知識を付けておく

 

コンテンツ販売は、インターネット上が集客の主戦場となるため、webマーケティングに関する知識が必要不可欠です。先程、3つの集客方法を紹介しましたが、そのどれもがある程度の知識と経験が求められるものです。特に、SEO集客とWeb広告に関しては、最低でも1年以上根気よく取り組むくらいの気概が必要でしょう。

身に付けさえすれば、引く手あまたの強力なスキルとなる一方で、それらを「身に着ける」には相応の覚悟が求められます。独学や個人で培うのにはどうしても限度、限界がある分野でもあるということは理解しておきましょう。

 

 

3.事業形態によっては契約書の作成などが必要

 

コンテンツ販売は、販売するコンテンツの内容によって契約書の取り交わしが必要になる場合があります。それは、対顧客との契約取り交わしをする場合もあれば、コンテンツ制作を外部に委託した際にも発生し得ます。そうしないと思わぬところで、トラブルに発展しかねないからです。

 特に二次利用や著作権がどこに属するのか等、権利関係でもめることが少なくないのもコンテンツビジネスの大きな特徴です。「知らなかった」では済まされない、大きな痛手を被ることもあり得ますので、事前にしっかり知識を付けておくようにしましょう。

 

 

 

コンテンツ販売の起業におすすめのテーマ

 

コンテンツ販売の起業にオススメのテーマは、大前提として「自分の得意としているジャンルや経験がある分野」です。ただ、漠然と得意なジャンルで攻めるのではなく、コンテンツを販売する際には需要がどのくらいあるのか、競合はどういったコンテンツを販売しているのかを分析する必要があります。

また、流行や旬に左右されない「健康や美容」「投資や貯蓄」「人間関係に関するハウツー」など、常に一定の需要があるテーマは人気が集まりやすい傾向にあります。コンテンツ販売で迷った際には、自分が得意なジャンルに上記のようなテーマを組み合わせながら、競合と差別化を図り、深みのあるコンテンツにしていくことが重要です。

 

もし、コンテンツの制作や集客について不安がある方は、個別の無料カウンセリングも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。こちらからご予約いただけます。

 

それでは、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

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