オンライン講座とは何か？ 初心者の方向けにメリットとデメリット・種類を解説

「オンライン講座を始めたいけど、やり方がよくわからない」

「オンライン講座ってどんなものなの？」

 

これからオンライン講座を始めようと思っている方の中には、このような悩みや疑問をもっている方もいますよね。コロナ以降、自宅学習が当たり前になった昨今では、大人の勉強手段としてオンライン講座の需要が高く、個人でもオンライン講座を配信することで稼ぐこと方が増えてきました。ただ、オンライン講座といっても種類や販売方法などが複数あるので、初心者の方はよくわからないことが多いことでしょう。

そこで今回は、「オンライン講座を始めるにはどうすればいいのか」がわからない方に向けて、そもそも「オンライン講座とは何か？」ということを解説した上で、オンライン講座の種類やメリット・デメリット、始め方について詳しく解説します。

この記事を読むだけで、オンライン講座についての基本的な知識が得られるようになっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

オンライン講座とは何か？

 

オンライン講座とは「インターネット上で受講できる講座・授業」を指します。大きく分けて「リアルタイムでコミュニケーションを取りながら講座を行う（受ける）もの（ライブ配信形式）」と「事前に録画した講座を配信（受講）するもの（オンデマンド方式）」の２通りのタイプがあります。

講座を録画するタイプは、台本通りに進めればある程度のクオリティにすることができますが、リアルタイムで講座を行う場合は、コミュニケーションスキルが大切になってくるので経験がない方には少し難しい方法と言えます。こうしたオンライン講座の受講者は、スマホやタブレットでどこからでも参加できるので、タイムパフォーマンスが注目される昨今では人気の勉強法になっています。

 

 

 

オンライン講座の始め方は2種類

 

副業として始められるオンライン講座には、大きく分けて２種類の販売方法があります。

 

1. 自分で独自のプラットフォームをつくり、集客・販売する方法
2. 既存のプラットフォームを利用する方法

 

オンライン講座はデータを販売することになるため、「販売先を自身で開設する」または「既存のプラットフォームを利用する」ことになります。自身で集客から販売を行うことで最大の利益を生むことができる一方で、ネットでの営業経験がない方にとっては難しい方法になるでしょう。プラットフォームを利用する方法は手数料こそかかりますが、集客自体をその媒体がやってくれるので初心者におすすめの方法になります。

 

 

オンライン講座のメリット

 

オンライン講座は、個人でビジネスを立ち上げたい方にとって「自宅からスモールスタートで開業できる」とても魅力的なビジネスとして注目を集めています。一方でリスク０、誰でも稼げるというような甘いビジネスではないので、しっかりメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが重要です。

 

まずはメリットから見ていきましょう。

 

 

メリット１．ビジネスの立ち上げに費用がかからない

 

基本的にビジネスを始める際には、初期投資として数十万円から数百万円単位の準備資金が必要です。何かを販売して利益を上げるわけですから、仕入れ費用や開発・生産費用がかかることになります。その点、オンライン講座は自分のスキルや経験、知識をデジタルコンテンツとして販売することになるので、初期投資を掛けることなく、リスクを低減することができます。

 

 

メリット２．1人でビジネスを立ち上げ、運営できる

 

本来であれば、ビジネスの立ち上げには複数人の力が必要です。ただ、オンライン講座の運営は「講師・撮影・編集・配信・管理」といった作業を1人でこなすことができるので、1人でもビジネスを立ち上げることができます。撮影は三脚とカメラ、照明やマイク等の機材を整えるだけ、撮影した動画をあとは編集ソフト使って作業をするだけで済んでしまいます。

ライブ配信であれば、編集の手間さえ省くことができるでしょう。もちろん、それ以外にも収益管理やプラットフォームの立ち上げ、集客等々、やることはたくさんありますが、「自宅でワンオペ運営」できるビジネスはそう多くはありません。まさに、個人が活躍する時代にふさわしいビジネスモデルの一つと言えます。

 

 

メリット３．特別な機材が必要ない

 

オンライン講座はパソコン1台あれば、他に機材を用意する必要がないといっても過言ではないくらい、特別に用意するものがほとんどありません。もちろん、カメラやマイクなどのＰＣ関連機材は必要ですが、他のビジネスでは、オフィスや在庫の管理場所などを用意しなければなりません。

また、オンライン講座作成の際、撮影自体も高機能なスマホやiPhoneで問題ないので、インターネット環境が整っている自宅ならすぐにでも始めることができます。

 

 

オンライン講座のデメリット

 

オンライン講座を始める方が知っておきたいデメリットは以下の通りです。

 

• やり方によってはマーケティングスキルが必要になる

• 0から商品設計する必要がある
• 競合が多い

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

デメリット１．やり方によってはマーケティングスキルが必要になる

 

既存のプラットフォームを使わずに自身で集客する場合、SNSやWeb広告で集客しなければならないというデメリットがあります。複数の媒体を利用した集客方法は、マーケティングスキルが必要かつ、チームを組んでやる場合も少なくないので、個人でやるには少しハードルが高いと言えます。

もちろん、やり方をきちんと学べば不可能ではないですし、実際、集客から独自プラットフォームの構築まで、すべて一人でこなしている凄腕の起業家の方もたくさんいらっしゃいます。ただ、未経験の場合は時間が掛かるのは間違いないので、チャレンジしようという人は相応の覚悟が必要です。

 

 

デメリット２．0から商品設計する必要がある

 

オンライン講座は、誰でも気軽に始められる一方で、「オンライン講座」の内容そのものは全部一から自分でつくる必要があります。これまでビジネスを立ち上げたことのない方は、企画やマーケティング、動画の制作が難しく感じるはずです。

 

お金が取れるようなレベルの講座を作成するためには、ノウハウが必須なので初心者の方がオンライン講座の販売で利益をあげるまでには、3カ月〜半年程度はかかると言われています。

 

 

デメリット３．競合が多い

 

オンライン講座は自身のスキルや経験から始められるビジネスになっているので、競合が多いことがデメリットになります。これから講座を販売する方は、既に出回っている講座よりも魅力的なモノを提供する必要があるので、徐々に難易度も上がることになるでしょう。

このような参入障壁が低いビジネスは、なるべく早く始めるほうが利益をあげやすいので、気になった段階ですぐに取り掛かることをおすすめします。

 

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オンライン講座、他の副業とは何が違うの？ 

 

ここではオンライン講座でビジネスの立ち上げを検討している方に向けて、オンライン講座と他の副業を比較したものを紹介します。

 

• アフィリエイトとオンライン講座を比較
• 物販とオンライン講座を比較

 

初心者の方が取り組みやすい副業の代表であるアフィリエイトと物販で比較してみましょう。

 

 

アフィリエイトとオンライン講座を比較

 

アフィリエイトとオンライン講座の違いは「自身で商品を持っているかどうか」です。アフィリエイトはインターネット広告の1つで、広告を提供する企業と広告を読むユーザーで成り立っています。自身が運営するサイトに広告主の広告を掲載し、クリックされた段階で初めて利益が生まれる仕組みです。

一方、オンライン講座は自身の知識やスキルから制作した商品を販売しているので、価格を自由に設定することができ、内容によっては大きな需要を生めるといった強みがあります。アフィリエイトからの収益は、あくまで広告主に依存しているのでオンライン講座販売ほどの自由度がありません。

ただ、既にアフィリエイトで集客できている場合、そのスキルを生かしてオンライン講座をコンバージョンさせるための流入経路をつくることができます。つまり、アフィリエイトで一定の収益が得られる人は、オンライン講座で客単価の高いビジネスを構築できる可能性が高いと言えます。

 

 

物販とオンライン講座を比較

 

物販とオンライン講座を比較した場合「在庫を仕入れる必要があるかどうか」の違いが大きいでしょう。

物販を始める際には、販売先や仕入れ先を決める必要があり、それぞれで手数料が掛かることに加えて、かならず売れるわけではないので、在庫になった場合は管理費用なども別途発生します。初心者の方が始めるにはリスクが高く、事前にシュミレーションして利益が上がる仕組みを考えておかないと、大きな痛手を被ることになります。

一方、オンライン講座はデータ管理なので在庫になること自体がなく、失敗するリスクも心配しなくて良いので、初心者の方におすすめできるというわけです。

 

 

 

オンライン講座とは？種類と始める際の注意点

 

オンライン講座をこれから始める方は、講座の種類を知っておくと幅広い販売方法を構築することができるでしょう。

 

• テキストコンテンツのオンライン講座
• 動画コンテンツのオンライン講座
• オンラインサロン
• レッスン形式

 

このようにオンライン講座にも複数のスタイルがあるので、1つずつ紹介していきます。

 

 

テキストコンテンツのオンライン講座

 

オンライン講座の1つにテキストスタイルの講座があります。代表例としてNoteを活用したものがあり、ブログ感覚で始められるので初心者の方に人気のプラットフォームになっています。というのも、テキストの初めは無料公開しておき、重要な部分を有料に設定できるなど、収益化が比較的簡単な機能が備わっているからです。

Noteを活用しなくても、PDFに講座の内容をまとめたものを販売したり、パワーポイントに画像などを入れてスライド形式にしたりと複数のテキストコンテンツを販売することもできるでしょう。

 

 

動画コンテンツのオンライン講座

 

オンライン講座といえば、ホワイトボードを前に講師が立っているような学習教材を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。こうした動画コンテンツは、教材の企画を立てた後に完成した構成に沿って動画の撮影をすることが一般的です。撮影した動画は見やすいようにカットやテロップ、説明などの編集を加えてオンライン講座として販売しています。

 

関連記事：「入門編」動画講座の作り方を知ろう！個人でも稼ぐために必要なことを徹底解説

 

 

オンラインサロン

 

オンラインサロンは会員制のコミュニティのことで、芸能人や実業家の方が運営しているのを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

こうしたオンラインサロンのコミュニケーション手段の1つに、ZOOMやSkypeなどのビデオ会議ツールなどの型式で、オンライン講座を配信される方もいます。サブスクリプションとして毎月安定した収益を得られる上に、自身が活動せずとも周囲の方が新しいビジネスを生むことがあるので、業界内である程度の知名度がある方におすすめの方法と言えるでしょう。

 

 

レッスン形式

 

オンライン講座の中で客単価が一番高いのがレッスン形式です。

個別やセミナースタイルの講座があり、数十人以上を集めて講義したり、マンツーマンで指導したりといったやり方が主流になります。レッスン形式は双方向のコミュニケーションが大切になってくるので、講師になる側に一定以上の経験や知識などが求められます。レッスン形式は高額になることが多いので、販売するには高い営業スキルが必要になるでしょう。

このようにオンライン講座といっても様々なコンテンツ、提供スタイルがあるわけですが、講座の作り方や開き方についてはここでは解説しきれないので、別の記事で解説をしています。詳しく知り合い人はぜひチェックしてみてください。

 

関連記事：オンライン講座の開き方！運用から構築まで詳しく解説

 

関連記事：オンライン講座の作り方！選定から企画・販売まで全ステップ徹底解説

 

  

オンライン講座を始める際の注意点

 

ここまでのオンライン講座の紹介で、自分でもできそうだと感じてもらえたのではないでしょうか。ただオンライン講座を始める際には、以下の点に注意しなければなりません。

 

• 決済方法を決める必要がある

• 販売方法によっては契約書が必要

• 自身で集客と販売をする必要がある

 

上記の注意点を知ることでオンライン講座の販売方法を決める参考になるはずです。

 

 

注意点１．決済方法を決める必要がある

 

プラットフォームを利用しないオンライン講座の販売は、請求管理やカード決済サービスを導入する必要があります。

サーバーの手配やドメインの取得などを自身で行ったサイトでオンライン講座を販売すると、決済方法を個別に契約しなければなりません。デジタルコンテンツの販売には、クレジットカードやキャリア決済、コンビニ決済機能を利用することが多いので、、ECサイトの決済に対応した代行会社を利用する必要があるでしょう。

 

 

注意点２．販売方法によっては契約書が必要

 

高額なレッスン講座などを販売する際には、実際に足を使った訪問販売になることもあります。訪問販売は特定商取引法によって名前や商品の種類、勧誘であることなどを告げ、法律に則った書類を準備しなければなりません。万が一、禁止行為にあたる販売を行った場合は、罰則の対象になることがあるので注意してください。

 

注意点３．自身で集客と販売をする必要がある

 

既存のプラットフォームでオンライン講座を配信しない場合、自身で集客と販売をしなければなりません。

先ほども説明しましたが、販売先を自身で構築するためには、ドメインやサーバーの取得から始まり、サイト制作といった複数の作業が必要です。これだけでも初心者の方にとってハードルが高い作業が多く、さらに集客となると別の知識やスキルが求められます。

そのため、副業としてオンライン講座を気軽に始めたい方は、手数料が掛かったとしても既存のプラットフォームを利用する方が良いでしょう。コンテンツ販売に際して自身で集客を行いたい方は、コチラの記事が参考になると思いますので、併せてチェックしてみてください。

 

関連記事：コンテンツ販売で集客する方法４選！メリット・デメリットを解説

 

また、集客云々の前に、「講座の内容そのもの」や「何から手を付けたら良いか分からない」という状態の方もいるかもしれません。もし、どうしても困っているという場合は、無料カウンセリングも実施しているので、こちらのフォームからお申し込みください。先着順でお声掛けさせていただきます。

 

  

きっと、ご自身にしかできないこと、それを待ち望んでいる、必要としている人が大勢いるはずですので、ぜひ協力させていただきたいと思います。

 

 最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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