オンラインスクールの作り方・始め方!構築から運営方法まで徹底解説!
Mar 12, 2023「オンラインスクールを構築したいけど、始め方をイメージできない」
ビジネス立ち上げ経験のない方にとって、オンラインスクールは簡単に始められそうで想像以上に複雑です。
今回の記事では、オンラインスクールの構築に必要な手順を一から順にすべて解説します。この記事を上から順に読めば、オンラインスクール立ち上げの流れ・全体像がイメージできるようになります。個人がオンラインで大きく収益をあげるためのヒントを詰め込んだので、ぜひ参考にしてみてください。
オンラインスクールの作り方・手順と流れを理解しよう
オンラインスクールの内容は様々で、例えば、テキストでまとめたコンテンツを販売するやり方、動画コンテンツを販売するやり方、レッスン形式で販売するやり方などがあります。オンラインスクールは無形商材ということもあって、非常に自由度の高いビジネスモデルです。
ビジネスの全体像を理解して価値あるコンテンツを提供できるようになれば、個人での収益化はそれほど難しくはありません。まずはオンラインスクール構築にあたって、何をどのような順番でやるべきなのかをまとめていきます。
オンラインスクールで収益化するまでにやる事
結論、オンラインスクールで収益化するまでにやる事は、以下の内容です。
- 企画
- カリキュラム作成
- 集客と販売
- サービス運営
実はそこまで長い工程ではなく、個人で小さなビジネスをさっと立ち上げるようなイメージです。これはオンラインスクールに限らず、ビジネスの最小単位は「企画・集客・販売」で回っています。
つまり、オンラインスクールの構築という範囲ではなく、ビジネスの立ち上げの範囲まで広げて考えるのが重要です。あくまでもビジネスを構築していくのですが、その中の要素の内「企画」がオンライン学習サービスになっただけです。
オンラインスクール構築で最も大事な要素とは?
オンラインスクール構築で最も大事な要素は、間違いなく「企画」です。企画というのは、サービスの概要・概念を固める工程を指します。例えば、企画段階でコンセプトを固める工程があるのですが、コンセプトとはつまりサービスの概念、言いかえると価値です。
掃除機で有名なダイソンのコンセプト「吸引力の落ちないただ一つの掃除機」はよく使われる事例です。当時、掃除機を使うとすぐ吸引力が落ちてしまうのが当たり前の時代で、そこに対して人々は正直なところストレスを感じていました。
まだニーズが表面化されていなかった当時、ダイソンは吸引力という要素に注目して「吸引力の落ちないただ一つの掃除機」というコンセプトを世に放ちました。最高のタイミングでニーズにはまったダイソンの掃除機は瞬く間に売れ、世間で当たり前に認知される大ヒット商品になりました。例えば、ダイソンのようなコンセプトのない「ただの掃除機」がそこまで売れる未来はあったのでしょうか。他と変わらない商品に実質的価値はなく、それはただの掃除機として世の中に埋もれてしまいます。
つまり、企画段階でそのサービスが売れる・売れないが決まっているに等しいのです。
逆に、魅力的な企画を作れていれば、ある程度マーケティングができていれば売れるものです。後から小手先のテクニックで頑張るよりも、企画段階の方が重要というわけです。
オンラインスクールの作り方【企画編】
では、オンラインスクール構築の具体的手順の解説に入っていきます。まずは企画段階でやるべき事をまとめます。
オンラインスクールのジャンル・テーマを決めよう
オンラインスクールの大まかなジャンル・テーマを決めましょう。いきなり具体的な企画は作りこめないので、まずは抽象的なふわっとしたアイデアで問題ありません。人によっては、ビジネスマンとしての自身の強みを活かして「ビジネススキル系」というジャンルをイメージするでしょう。
またある人は、時間のある時に磨いてきた趣味を軸に「デザイン・アート系」のレッスンをイメージするでしょう。オンラインスクールの大まかなテーマを決める時は、以下のような要素を軸に考えます。
- 自分の強み(スキル・経験・知識)
- 自分の趣味、本格的に取り組んでいること 等
自身に何かしらの強み・得意があるのであれば、その価値を軸にテーマを決めるべきです。まだ自身の強みがないのであれば、まずは趣味ややりたい事を軸にテーマを選定しましょう。では、例えば「ビジネススキル系」というテーマで進めるとします。ビジネススキル系といってもまだ抽象的なので、どのようなビジネススキルの学習コンテンツにするのかを決めていきます。
ここでは「Web集客」というテーマを選定したことにします。Web集客の経験があるのであれば、そこを軸にWeb集客術に関するオンラインスクールを構築すれば、世間のWeb集客に困っている方たちに価値を提供できます。ある程度具体的なテーマになってきたら、次はコンセプトメイキングの段階に進みます。
関連記事:コンテンツ販売におすすめのジャンルは?ジャンルの選び方を徹底解説
オンラインスクールのコンセプトを固めよう
コンセプトとは、つまり概念のことです。概念とは「これは何なのか」を指すのですが、つまり「これから構築するオンラインスクールとは何なのか」を言語化したものです。コンセプトを固めるにあたっては、「分析・ターゲティング」という工程が必要になります。それぞれ見ていきましょう。
競合・市場を分析しよう
今回はWeb集客というテーマを前提に話しますが、すでに世の中にはWeb集客関連のコンテンツがあふれています。正直なところ、Googleで検索すればある程度の内容は学べてしまいます。ゆえに、他のサービスにとの差別化を図るため、まずは明確なコンセプトを決める必要があります。
コンセプトを固める際は、市場・競合を分析することが重要です。競合というのは、つまり同じニーズを解決する競合サービスです。まずは競合サービスを洗い出し、競合サービスの広告やサービス概要を穴が開くほど見て、把握しましょう。
その次に、市場を分析します。市場とは、つまりニーズを持つ人々を指します。Web集客術をテーマとするなら、Web集客に悩む人々が市場になります。これからWeb集客術のコンテンツを提供しようとしている人々は、具体的にどういった悩みを持ち、理想を抱いているのでしょうか。
「Webマーケティング部署に異動になり、企業のWeb集客を任された」
「個人でビジネスを展開したいが、Web集客スキルがない」
「Web集客にはある程度知見があるが、Web広告からの集客が分からない」
ぱっと考えただけでも、上記のような顧客の悩みをイメージできます。顧客の悩みは想像以上に多様で「Web集客に困っている」レベルの抽象的な悩みでは、顧客が日常生活で抱くリアルな悩みとはほど遠いです。具体的な、日常生活の中で本当に抱いているリアルな悩みを分析し、定義しましょう。
次に、悩みを持つ顧客が望む未来に関して分析・イメージしましょう。Web集客の課題を解決して、顧客はどのような未来を叶えたいのでしょうか。
「自身が社内で任された領域を成功させて、更にキャリアアップして年収をアップさせたい」
「個人ビジネスを成功させて、自由に好きな場所で生活してみたい」
「よりハイレベルなWeb集客スキルを身につけて、爆発的な利益を生み出して大成功したい」
Web集客術のジャンルで考えても、市場の人々が抱く未来は本当に多種多様です。社内で成功したい方もいれば、個人で成功したい方もいることでしょう。これから自身のオンラインスクールの顧客になる市場の人々の、どんな未来を叶えるのかを具体化させましょう。
もし、企画の立案段階で「何をコンテンツにしたらいいのか分からない」「自分一人でできるか自信がなく不安」という方は、無料カウンセリングでも相談可能なので、お気軽にお声掛けください。
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オンラインスクールの作り方【カリキュラム作成編】
次に、オンラインスクールのカリキュラムを作成する段階に入ります。販売するのは、カリキュラムをしっかりと作成し、サービスとして確立させてからです。
マインドマップなどを用いてカリキュラム全体像を作成しよう
まずは、マインドマップを用いて大まかな全体像から作ってみましょう。例として、Web集客術をおおまかな要素に分解してみます。
- ランディングページ(広告)の作成
- SNS運用
- Web広告運用
- メールマガジンの活用
上記のように、おおまかな要素に分解できます。ある程度カリキュラムの全体像を作成したら、次は要素を更に要素分解していきましょう。
- SNS運用
例えばSNS運用を要素に分解すると、次のようにまとめられます。
- SNSアカウントの企画
- プロフィール画像
- ヘッダー画像
- プロフィール文章
- 投稿テキスト
- 投稿画像や動画
- フォロワーの増加
- フォロワーの教育
- フォロワーの顧客リスト化
ここまで要素分解できれば、ある程度まとめるべきカリキュラム内容が具体化されてきます。
カリキュラム作成の方法
カリキュラムの全体像を設計できたら、それらの要素をコンテンツ化していきます。コンテンツの形式は、だいたい以下の方法に絞られます。
- テキストコンテンツ
- 動画コンテンツ
- レッスン形式
今回構築するオンラインスクールは、どのような形式のコンテンツとして提供するのでしょうか。コンテンツのまとめ方は、一つではなく例えば「テキスト+動画コンテンツ」のような形になっても問題ありません。
サポート体制を決めよう
オンラインスクールのカリキュラムを作成するにあたって、販売後のサポートをどういった形式にするのかを決める必要があります。特にサポートをつけず、学習コンテンツの販売のみで提供する方法もありますし、濃いマンツーマンサポートをつけて提供する方法もあります。例えば、商品の単価を上げるなら濃いマンツーマンサポートがついた形式にするのも良いでしょう。
オンラインスクールの価格を設定しよう
提供するカリキュラム内容が固まってきたら、オンラインスクールの価格帯を決めていきましょう。オンラインスクールの価格帯は幅広く、1本数千円~数十万円まで様々です。提供しているコンテンツ内容やジャンルによって変わってきそうですが、ひとまず競合サービスの価格を見てみるのがおすすめです。
競合より高く出したいのであれば、それだけの金額を払うメリット、いわゆるコンテンツの強みを定義しなければなりません。初心者の方は、まず数千円の価格帯から挑戦してみるのが気軽で良いでしょう。
関連記事:コンテンツ販売の価格はどうすれば良い? 価格設定や相場観について徹底解説
オンラインスクールの作り方【集客・販売編】
次に、オンラインスクールの集客・販売方法に関して固めていきましょう。
集客する媒体を選定しよう
集客する方法、媒体も多種多様です。
- オンラインスクールのプラットフォームから集客
- SNS媒体からの集客
- Web広告からの集客
例えば、上記のような手段が考えられます。初心者の方に一番おすすめなのは、オンラインスクール向けプラットフォームからの集客です。
オンラインスクール向けプラットフォームで認知度の高いUdemyであれば、プラットフォーム側の検索から顧客が流入してきます。いきなりSNS運用やWeb広告にチャレンジするのが難しい場合は、既に認知度の高いプラットフォームを選ぶのも手段の一つです。自身でWebマーケティングを実践し、大きく集客していきたいならSNS運用やWeb広告運用になります。
集客について、より詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
関連記事:コンテンツ販売で集客する方法4選!メリット・デメリットを解説
その他、メールマガジンを挟んで集客する方法もあります。
関連記事:メルマガで集客する方法とは?メールマーケティングのコツを徹底解説
また、オンラインスクール向けプラットフォームを厳選した記事はこちらですので、もしよかったら参照してみてください。
関連記事:オンラインスクールのプラットフォームは何がいい?おすすめ8選
オンラインスクールの販売方法を決めよう
次に、顧客を集めたとしてどのような方法で販売していくのかを決めていきましょう。前提として、オンラインスクール向けプラットフォームから集客するのであれば、プラットフォーム内で集客から販売が完結します。SNSやWeb広告から集客するのであれば、その後どのような経路で販売するのかを決めければいけません。
- 営業する
- メールマガジンで販売する
- 公式LINEステップから販売する
顧客の集め方によってやり方は分かれますが、例えば営業スキルがある程度ある方であれば、顧客とアポイントをとって営業していまうのがシンプルです。メールマガジンや公式LINEステップであれば、完全に自動の仕組みにできる点が魅力的です。
オンラインスクールの作り方・始め方まとめ
今回の記事では、オンラインスクールの作り方に関して、工程別に具体的な手順を解説しました。オンラインスクールの開校は、企画→集客→販売の順に固めていくことで、収益化までのフローを構築することができます。
もし、個人でのオンラインスクールの立ち上げ、運営方法・集客方法について、もっと詳しく知りたいという方はメルマガもぜひチェックしてみてください。こちらのメルマガでは、ここで紹介しきれなかったオンラインスクールの運営・集客方法や実例など、メルマガ限定の情報をタイムリーにお届けしています。
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