リストマーケティングの成功例を詳しく紹介！チェックポイントも解説

 「リストマーケティングを活用して副業を始めたい」

「リストマーケティングの成功例を知りたい」

今回は、このような希望をお持ちの方に向け記事を書いています。リストマーケティングのやり方は理解したので、参考となる成功事例を知りたいという方は多くいるはずです。

この記事では、リストマーケティングの成功例を個人と企業に分類してご紹介します。また、成功事例を見る際のチェックポイントも解説します。記事を読めば、リストマーケティングの具体的なやり方が理解しやすくなるはずです。

ぜひ、副業やフリーランスとして事業を始める際の参考にしてみてください。

リストマーケティングで成功した個人の例2選

個人がフリーランスあるいは副業で成功した事例を紹介します。多数ある内、厳選した２例を提示しますのでご覧ください。

１．メイクアップスクール開設

1つ目は、リストマーケティングを活用してメイクアップスクールを開設した事例です。

この方は、ホームぺージ、ブログ、YouTube、Facebookを使い、メイクのノウハウを説明していました。ビフォア・アフターの画像を用い、ビジュアルに訴求している点が特徴です。「きれいになりたい」という女性の関心を高めていることが分かります。

そして、動画やブログの最後に無料プレゼントを約束した上で、メールアドレスを獲得し、見込み客リストを作成。

その後、見込み客に対してステップメールを送信し、顧客を育成していきます。十分な信頼関係が築けたところで、リアルなメイクレッスンを特典につけたメイクアップスクールへの入学を促すシステムというわけです。

リスト作成のための無料プレゼントは企業でもよく取り入れられており、かつ個人でも実践可能な効果的な方法です。しかもこの事例では、サンプル品ではなくコストのかからないメイクスキルの情報を提供しています。見込み客にとって有益な情報を効率よく与え続け、顧客を育成して成功した事例と言えるでしょう。

２．アフィリエイトの教材販売

2つ目の事例は、ブログからランディングページへ誘導してリストマーケティングを行った事例です。流れは、まず「アフィリエイトでの稼ぎ方」をテーマにしたブログを公開し、１日に300〜500のアクセスを獲得。このブログから自作のランディングページへリンクを貼ってリストを集める仕組みです。また、SNSでもプロフィールから自作のランディングぺージへリンクしています。

その後、ランディングページにおいて、登録してくれた人に無料のメルマガとプレゼントを送る約束をして、100〜150の見込み客リストを獲得しました。メルマガからブログへもリンクしており、さらに詳しく有益な情報を提供しています。こういった顧客育成をくり返し、見込み客の満足度を高めています。

見込み客との信頼関係が築けたところで、セールスのメルマガを送り、「動画で稼ぐことに関するアフィリエイト情報教材」を売っています。成果として初月に10〜15万円の売上を達成しました。

リストマーケティングで成功した企業の例5選

次に、企業としてリストマーケティングを活用して成功している例を紹介します。企業名は伏せておきますが、どれも有名な企業ばかりです。

１．テレビショッピングを活用してカタログ販売

1つ目は、テレビショッピングでお買い得商品を売ることで有名な企業です。流れとしては、最初に現在使用中の家電を下取りにして特選価格で新製品を提供します。リアル店舗ではあまり見かけたことのない商品も多く、「30分以内にお申し込みくだされば〇〇円引き！」と言われると、ついつい購入したくなるのが人の常でしょう。

送られてきた商品は前評判通りの品であり、顧客との信頼関係を築いていきます。満足した顧客はウェブ会員に登録し、リストが集まるシステムです。実をいうと、この段階では会社の儲けは極少額です。

その後、集めた顧客リストにパンフレット・ダイレクトメールを送ることにより、安価で優良な商品を提供し続け、顧客を育成します。最終的に購買意欲が高まった顧客へ、高額なバックエンド商品をカタログで販売、という流れで上手くリストマーケティングを活用した事例と言えるでしょう。

２．無料の公開テストを活用して予備校を経営

続いては、リストマーケティングを活用して予備校をチェーン展開している企業の事例です。最初に「全国統一高校生テスト」を無料かつ全国規模で開催し、受験者の募集を行います。もともと信頼度の高い模擬試験でもあり、これを無料で受けられるのですから、受験生にとっては得でしかありません。

そして、テストへの参加者を見込み顧客リストとして登録します。その後、受験情報をメルマガで配布し、受験生ならびに保護者を育成する仕組みになっています。メルマガは優良な情報を提供してくれるにも関わらず全て無料。見込み客との信頼が着々と築かれていきます。

最後に、バックエンド商品として予備校への通学を提案するという流れです。ちなみに、こちらの予備校はフランチャイズ展開で全国に1,000校程の校舎があります。　

３．SNSを活用してコンビニエンスストアのチェーンを経営

3つ目は、誰もが利用している、とあるコンビニエンスストアの事例です。流れとしては、まず、いろいろな新商品情報をSNSを通じて提供していきます。なかでもTwitterは有名であり、フォロワーは2023年2月10日現在でなんと約750万人！

すごいですね。

Twitterにアップする商品画像が特に凝っていて、フォロワーの「食べたい、買いたい」という気持ちをビジュアルで刺激しています。「フォロー＆リツイートで景品をプレゼント」などの特典が盛りだくさんで、アクセスは増え続ける一方です。

SNSからランディングページにリンクされ、商品・お得情報・キャンペーンを紹介しています。無料クーポンのプレゼントやポイントカードもおすすめのポイント。バックエンド商品として、リアル店舗で商品を買ってもらう仕組みというわけです。

４．Instagramを活用して食品・雑貨を売る

続いては、食品・雑貨を売ることで有名な企業の事例です。主にInstagramを活用してリストマーケティングを行っています。Instagramのフォロワー数は、2023年3月2日現在で282.8万人！

信じがたい数ではありませんか？

スタッフが商品を着用している写真、バレンタインデーのチョコレートの写真など、インスタ映えする画像、季節に合わせた画像をアップして「使ってみたい、食べてみたい」という感情を刺激していきます。

その後、InstagramからLP（ネットストア）にリンクされ、いろいろな商品を紹介した後、通信販売を行っていくという流れです。フォロワーがそのまま、見込み客リストに登録される仕組みになっているというわけですね。ちなみに、こちらの企業の2022年の営業利益は50億円程でした。

５．LINE公式アカウントを活用して清酒を販売

最後は清酒を製造・販売している企業の事例です。こちらの企業は、オンラインで顧客との接点をもつためにLINE公式アカウントを活用しています。LINE友達を増やすことでリストを集めており、2023年3月2日現在のお友達数は35,162名です。

登録されたお友達へ、イベントや季節に合わせたコンテンツを配信しています。カードタイプメッセージ、リッチビデオメッセージも活用しているのが特徴的です。LINE公式アカウントからオフィシャルショップあるいはe-コマースへリンクされており、オンライン上で商品を販売するシステムです。LINEの他にもInstagram、Twitter、Facebookも活用しています。

リストマーケティングで成功した例を見る際のチェックポイント 

ここまで、リストマーケティングで成功している事例をご紹介しましたが、個人から大企業までさまざまであり、大企業の場合は規模が大きすぎてピンと来ないかもしれません。

しかし、大きな会社も小さな個人も基本的なビジネスプランは同じです。

大切なことは、どういったやり方をしているかチェックすることです。そこから成功した理由を推測していきましょう。それではチェックポイントを一つずつ解説します。

Point1. どうやってアクセスを集めているのか？

リストマーケティングは、ネット上の見込み客にとって有益な情報を公開するところから始まります。有益な情報とは、多くのユーザーがもつ悩みを解決し、願望をかなえるための情報です。何が必要とされているかは、Googleで検索ボリュームなどを調べれば、おおよその検討を付けることができます。

では、ご紹介してきた成功事例では、どのような情報を公開しているでしょうか？

まず、押さえておきたいのは公開するために使用した媒体は、ブログ・ホームぺージ・メルマガ・LINE・Instagramなどの媒体ということです。リストマーケティングの成功事例で、アクセスを獲得するためにどのような媒体を活用しているかに注目してください。そうすればどの媒体を活用すべきかが分かるはずです。

その際、ターゲットの年齢層によって利用する媒体が異なることにも注意しましょう。

Point2. どうやって信頼関係を築いているか？

メールアドレス・氏名・年齢などの個人情報を登録してもらうためには、アクセスしてくれた人に信頼してもらう必要があります。そこで、リストマーケティングで最もよく使われる手法は、魅力的な無料オファーを約束して、見込み客リストに登録してもらうことです。

例えば、「ご登録いただいた方限定で、効果的なメイクのノウハウを公開した無料の動画を配信します」といったパターンがあります。登録してくれた人には、約束したオファーを提供して信頼を獲得、さらに、その後もメルマガやステップメールを配信して、他の有益な価値を提供し続けて信頼関係を築いていくという流れです。

メルマガやステップメールについて詳しく知りたいという方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。

関連記事：ステップメールで集客する方法とは？

関連記事：メルマガで集客する方法とは？メールマーケティングのコツを徹底解説

Point3. どうやって見込み客を育成しているか？

見込み客を育成して信頼関係が築けた後は、商品・サービスを購入してくれる顧客に変えることが必要です。メルマガ、ステップメール、LINE公式アカウントなどを活用して、見込み客へ価値のある情報や商品に関する知識を提供し、購買意欲を高めます。育成途中で景品をプレゼントすることもあります。

見込み客の願望に沿うような魅力的なオファーをくり返し、知らず知らずのうちに購買意欲を高めるのがコツです。リストマーケティングの成功例では、どのようにして見込み客を育成しているのか、よく観察してみましょう。

Point4. 売り込む商品は何か？

育成した顧客に最終的に何を売るのでしょうか？

売るものは顧客にとって有益なものでなければなりませんが、販売者にとってもメリットが必要です。販売者が最も得意としている商品・サービスであり、他の商品にはない独自性があればさらに有利でしょう。かつ適切な利益を生み出す商品でなければ意味がありません。

リアルな商品としては、家電・食品・雑貨などがあります。この場合は、製造費、卸価格などがかかるため、資本金の少ない個人で扱うのは難しいでしょう。

一方、個人で売り出す際におすすめなのは、コストのかからないオンライン講座・動画・PDF冊子などの情報コンテンツです。成功事例でも売り込んでいる商品は情報コンテンツでしたね。コンテンツ販売やオンラインスクールの運営には、ある程度の知識・スキルが必要ですが、チャレンジしてみたいという方はこちらの記事が役に立つと思うのでぜひ、チェックしてみてください。

関連記事：オンラインスクールの作り方・始め方！構築から運営方法まで徹底解説！

関連記事：コンテンツ販売のやり方・作り方！個人で売る方法を教えます！

また、リストマーケティングで何を売るべきか迷っている方は、こちらの記事も参考になると思います。

関連記事：リストマーケティングでは何を売る？商品・サービスの決め方も解説

リストマーケティングの成功例をもっと詳しく知るには？

ここまで、リストマーケティングの成功事例から成功のポイントをご紹介してきました。しかし、個人の事例に関してはまだまだ紹介しきれていません。

もっと多くの成功例を知るにはどうしたらよいでしょうか？

１．実体験から学ぶ

成功例を探すために「リストマーケティング 成功例 」などを入力してネットで検索しても、実はあまり事例が見つかりません。特に、個人の事例はあまり公開されていない状況です。

リストマーケティングの総論的なやり方は記事にされているのですが、具体的な内容が記された記事はほとんど存在しません。これでは起業する際、参考にする材料が不足していると言わざるを得ないでしょう。

そのため、実際に人気商品を販売している方や起業の商品を勉強のつもりで購入してみる方が現実的です。消費者目線・販売者の双方の視点から、広告や誘導の仕方、メルマガの意図などを考え、分析してみましょう。「あえて会員登録」をしてみて、教育過程を分析するというのも効果的です。

世にある多くの商品・サービスを自分はどういう経緯があって購入したのか、きっかけや選んだ根拠を探っていくと、意外なところで販売者の意図が見えてくることがあるので、まずは日常の購入体験から振り返ってみてください。

２．オンライン講座

リストマーケティングの成功例について、もっと個別・具体の事例を知りたいという方は、こちらのオンライン講座もぜひのぞいてみてください。個人でオンライン講座やオンラインスクールの運営で成功した実例をもとに、ノウハウもご紹介しています。

その中ではリストマーケティングをはじめ、コンテンツ制作の方法、集客方法、顧客の育成方法など、個人で起業を志す方向けにwebマーケティングに関する知識を提供しておりますので参考にしてみてください。

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もし、直接相談したいということであれば、先着順で無料でカウンセリングも実施しておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

それでは、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

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