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英語のコーチングには資格が必要?おすすめの資格やコーチの始め方を徹底解説

英語のコーチングには資格が必要?おすすめの資格やコーチの始め方を徹底解説

Apr 02, 2023

「英語コーチングってどんな仕事?」

「英語コーチに役立つ資格はどんなのがある?」

「英語コーチングをスタートするには?」

 

このように自分の英語力を活かした仕事として、英語コーチングに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。実際、コーチングの需要は増えており、多くの英語学習者がコーチを必要としています。

しかし、英語コーチと言っても、英会話のコーチなのか、TOEICのコーチなのかで、指導内容が全く異なるでしょう。また、「コーチング」という職業も、最近聞くようになった言葉なので、どのようにスタートすれば良いか分かりにくい傾向があります。

そこで、本記事では英語のコーチングをこれから始めていきたい方向けに、英語コーチとはどんな仕事なのかを詳しく解説していきます。コーチングをしていく上で、資格が必要なのかはもちろん、おすすめの資格やコーチングの始め方も確認していきましょう。

英語コーチになるために必要なことが全て書いてあるので、ぜひ参考にしてください。




英語コーチングとは?仕事内容と資格の必要性

 

皆さんは英語コーチングとはどんな仕事かご存知でしょうか。英語コーチとは、簡単に説明すると、英語教師と同様に顧客に対して英語を教えるコーチです。しかし、コーチングの側面を強く持っており、英語力を上げること以外にも目標達成のために全力を尽くします。

国内では英会話力アップのためのコーチングはもちろん、TOEICスコアを上げるためのコーチングや、ビジネスに特化した実践的な英語コーチングも存在するのです。つまり、英語コーチングと一言で言っても、細かく見ていくと取り扱うコンテンツが異なります。

一見、複雑に見える英語コーチングですが、難しく考える必要はありません。まずは、概要から理解していきましょう。

 

 

1.英語力向上に向けた指導を行うこと

 

英語コーチングを一番シンプルにいうと、「顧客の英語力向上に向けた指導を行うこと」が仕事です。顧客というのは、社会人から学生まで様々ですが、共通していることは、英語学習に対して何かしら目標を掲げている点でしょう。

例えば、「TOEICスコア900を獲得し、転職を有利に進めたい」という目標を持った顧客がいたとします。その時、英語コーチとしてやるべきことは、「どうやってその目標を達成するのか?」をプロ目線で考えていくことです。

現状のスコアが400点であり、3ヵ月後に目標達成を目指しているのであれば、相当な勉強が必要です。ここでコーチとしてやるべきことは、顧客のバックグラウンドや現状の問題点を洗い出し、評価を行うことにあります。

目標達成がそもそも可能なのかを精査したり、達成できそうなのであれば、実際どのように進めていけばよいのかをプランニングすることもコーチとしての重要な役割りです。「これでは英語講師と同じでは?」と思った方向けに、次の項目で違いを解説しています。



2.英会話講師とは学習に対するアプローチが異なる

 

英会話講師と英会話コーチの違いは、学習に対するアプローチの違いにあります。英語講師は主に知識を提供することが目的で、講義形式で授業を行うのが一般的です。一方で、英語コーチのアプローチは、生徒やクライアントの英語力向上のため個別に目標を設定し、目標達成に向けたサポートを提供するためのコーチングスキルを持っています。

例えば、英語講師は生徒に対し英語の文法や語彙、発音などを教えることが目的です。リーディングやリスニングはもちろん、ライティングやスピーキングなども含みます。一方、英語コーチは英語力向上のための個別指導を行うことが目的です。コミュニケーションスキルの向上や自己表現力の開発など、英語力向上に直結するスキルを育成することに力点を置いています。

つまり、英語という勉学に重きを置いているのが英会話講師であり、英語コーチはより実践的な部分までを面倒見るといった違いがあるのです。



3.日本では特定の資格は求められていない

 

英語のコーチになるための資格は存在しません。また、お金を稼いでいく上でも、資格は一切不要です。一方で、英語教育に関する資格や、コーチングに関する資格を持つ人が、英語コーチとして活躍している傾向にあります。

というのも、英語コーチングには、コーチングスキルはもちろん、英語力向上のための知識や外国人と話した経験、コミュニケーションスキルなどが求められるからです。また、目標設定や進捗管理、フィードバックなどのスキルもコーチとしては必須なので、資格が求められていないといっても、コーチングに対する知識が必要不可欠になります。

つまり、英語コーチを目指す上では資格を必要としませんが、英語コーチングで稼いでいきたいのであれば、資格があるに越したことはありません。TOEICやTOEFL、IELTsなどの英語スキルを証明できる資格はもちろん、コーチングスキルを証明する「ICF認定資格」など、英語コーチングに繋がる資格は様々あります。




英語コーチングの資格と取得難易度

 

英語のコーチとしてお金を稼いでいく上では、資格を持っていることによるメリットは大きいと言えます。英語力を証明するための資格はもちろん、コーチングの専門資格も存在します。しかし、残念なことに英語コーチングに特化した資格は存在しません。

つまり、英語とコーチングを分けて考える必要があるわけです。本項目では、英語教育に関する資格はもちろん、コーチングスキルを証明するための資格も紹介していきます。TOEICやTOEFL、IELTsに限らず、英語コーチとして活躍していく上で役立つ資格が存在するので、ぜひ参考にしてください。

 

 

1.TESOL

 

TESOL」は、”Teaching English to Speakers of Other Languages”の略称で、意味は、「英語を母国語としない人への英語教育」というものになります。英語を母語としない人々に対して英語を教えることを目的とした資格です。

日本人のほとんどは、英語が第二言語になると考えられるため、日本人向けの英語教育資格として非常に役立ちます。また、TESOLの素晴らしい点は、日本に限らずグローバルに認知されている点です。

英語コーチとしてのキャリアを積んでいくのであれば、必ずしも顧客が日本人になるとは限りません。ゆえに、国際的に信用度の高い資格を持っておくことで、新規顧客の獲得に有利にはたらく可能性が高まります。

資格取得自体は比較的容易であり、ビジネス英語力をテストする「TOEIC」と同様、自分のスコアが結果として評価される試験スタイルです。自己成長のためにも、スコアアップを狙ってみるのも良いでしょう。

 

 

2.CELTA

 

「CELTA」は、”Certificate in Teaching English to Speakers of Other Languages”の略称で、意味は、「英語教授法資格」というものになります。先に紹介した「TESOL」と資格の目指す先は同じですが、比較的難易度が高く、高度なトレーニングが必要になる資格です。

CELTAの良い所は、持っているだけで英語教育のプロフェッショナルとしての名刺代わりになる点と言えるでしょう。今後、英語コーチとしてのキャリアを進めていきたいのであれば、自分自身のスキルアップのためにも、取得を目指す価値がある資格の一つです。

CELTA資格を取得するには、ケンブリッジ大学英語検定機構が認めた語学スクールや教育機関での受講証明が必要となります。120分の”input session”からスタートし、”Teaching Practice”、”Assignment”の順で進めていき、英語教育の力を徹底的に鍛えることが可能です。

 

 

3.ICFの認定資格

 

「ICF」は、”International Coach Federation”の略称で、意味は「国際コーチ連盟」というものになります。コーチングに関するスタンダードの策定や、コーチングの実践に必要なスキル、知識の習得を支援することを目的としている団体です。

ICFの認定資格には「ACC」や「PCC」、最高クラスの「MCC」が存在し、どれもコーチとしてのスキルを証明するために役立つ資格となります。取得にはそれぞれ、一定時間以上のトレーニングとコーチング経験が必要とされており、認定のスクールでの受講が試験資格として必要です。

注意すべきポイントとしては、ICFの認定資格はあくまでも「民間試験」であるという点です。コーチとして仕事をスタートする上で必須条件にはなりませんが、コーチング力の証明になるため、余力のある方は取得を目指すと良いでしょう。

 

関連記事:コーチング資格の種類と難易度比較 - ICF・ユーキャンなどの資格取得方法を徹底解説



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英語コーチングの始め方・資格はなくても大丈夫?

 

英語コーチングをスタートするには、自己分析はもちろん、コーチングスキルの習得や英語力の向上などが求められます。実戦的な経験もあるに越したことはありませんが、未経験から始めたい方からすると、中々難しい所もあるでしょう。

そこで、本項目では英語コーチになるための下準備から、実際にコーチングを開始するまでの手順を紹介していきます。



1.自己評価・自己分析を行う

 

英語コーチングを始める前に、自分自身の英語力やコミュニケーションスキル、コーチングに必要な資質や経験などを客観的に見極める必要があります。自己分析を行うことで、自分に足りないスキルや強化すべき点が見えてくるため、自己研鑽に役立ちます。

具体的には、以下の様な分析軸で進めていきましょう。

 

  • 目的を明確にする
  • 自分の強みを見つける
  • 改善点を洗い出す
  • ビジョンを考える

 

まず最初は、「なぜ自分が英語コーチングを目指すのか」目的を明確にしましょう。目的をはっきりさせることはコーチングの基礎なので、自己分析をすることでご自身のコーチング力向上を図ることができます。

次に、自分の強みを洗い出します。英語では、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能が存在しますが、自分はどの分野に優れているのか客観的に分析します。

改善点の洗い出しでは、これからコーチを目指すにあたって足りないポイントを把握していきます。

最後に人生のビジョンを考えることが重要です。「コーチとしてどのような存在になりたいのか?」を考え、英語コーチングが自分の人生にどのような影響を与えるかを考えましょう。



2.自分のプロフィールを作成する

 

自己評価が完了したら、早速、自分のプロフィールを作成していきましょう。プロフィールは、今後、顧客目線で「あなたはどんなコーチなのか?」を判断するための重要な資料となります。もっと言えば、これからコーチとしてどれだけ稼げるプレイヤーになるのかに関わってくるのです。

プロフィールには、以下の要素を含めましょう。

 

  • 自己紹介
  • 経歴
  • 提供価値
  • 信念や価値観
  • 連絡先

 

中でも特に重要なのが、「経歴」と「提供価値」の部分です。例えば「サッカー経験1年の経歴」があるコーチと「元日本代表メンバーの経歴」があるコーチのどちらからサッカー教わりたいでしょうか?

顧客目線でコーチはあくまでも「他人」にすぎないため、信頼できそうな人の方が安心感があり、顧客を獲得しやすい傾向にあります。また、必ずしも素晴らしいバックグラウンドが必要というわけでもありません。

提供価値」の部分で、顧客に共感してもらえるようなアピールができるのであれば、経歴に自信がない人でも、クライアントに対するメリットを感じさせることができます。

「経歴」と「提供価値」の部分にフォーカスして紹介してきましたが、他の項目も重要な役割を果たすことを忘れないようにしましょう。プロフィールは顧客獲得の入り口となる重要な要素なので、できる限り時間を掛けて考える必要があります。

 

 

3.実務経験を積む

 

自分のプロフィールが作成できたら、実務経験を積む方向にシフトしましょう。英語コーチングを行っている企業の求人を探すのも良いですし、コーチングの経験値を稼ぐためにも、ボランティア活動などからスタートするのも一つの手です。

また、英語教育関係の仕事を探すのも良いでしょう。いきなりコーチングとなると過去の実績が必要になるため、ハードルが高くなってしまいます。一方、塾講師や英会話の先生などからスタートすれば、求人も豊富にある上、ハードルもコーチング程厳しくありません。

まずは、英語教育機関や英会話スクール、留学エージェントなど、英語に関する仕事を探し、経験を積んでいくことが大切です。

 

 

4.オンラインコンテンツ作成・収益化する

 

英語のコーチになるには、実務経験があるに越したことはありません。しかし、英語教育機関や英会話スクールでの時間も考えると、コーチになれるのは先の話と思われがちです。そんな時は、SNSやブログ、動画を使ったオンラインコンテンツで収益化する方法があります。英語コーチとしてのキャリアを進める以外にも、英語のコーチングで収益化するのも一つの手段です。

オンラインコンテンツは、誰でも簡単に着手できるメリットがあり、コーチとしてのキャリアを進めている最中にもサイドワークとして行うことができます。オンラインコンテンツは、人の手に届きやすい上に、自分の年収アップに繋がる手段の一つなので、やってみる価値はあるでしょう。

 

関連記事:コンテンツ販売のやり方・作り方!個人で売る方法教えます!

 

関連記事:オンライン講座の作り方!選定から企画・販売まで全ステップ徹底解説




英語コーチングや資格取得で良くあるQ&A

 

では最後に、英語コーチングや資格取得に際してよくある質問をまとめてご紹介します。

 

 

Q1. 英語がネイティブじゃなくても大丈夫ですか?

 

A: コーチになる上ではむしろ母語じゃない方が好ましい場合もある

 

英語がネイティブでなくても、英語コーチになることは可能です。TESOLやCELTAの資格説明でも紹介しましたが、「第二言語習得」のための「教育知識」が英語コーチングをしていく上では非常に重要だからです。

しかし、英語の発音が綺麗で流暢であることに越したことはありません。コーチになってからも英語の学習は継続し、発音矯正やスラング表現なども定期的にインプットすると良いでしょう。

 

 

Q2. 英語コーチを雇っている企業はどのくらいありますか?

 

A: 具体数では表せないが、数多く存在する。

 

英語コーチを雇っている企業は、国内でも数多く存在します。中でも、下記の企業はコーチング企業として知名度が高く、目指す先としておすすめできる企業です。

 

 

  • PROGRIT
  • SMART Method
  • RIZAP ENGLISH
  • Berlitz
  • ENGLISH COMPANY
  • スピークバディ

 

 

中でも「RIZAP ENGLISH」に関しては、ダイエットで一時期話題になったことから知名度も高く、人気のある企業の一つです。但し、上記に挙げた企業は数あるコーチング企業の一部に過ぎません。自分に合った求人を探してみるのが良いでしょう。

また、フリーランスでパーソナルコーチとして独立するといった手段もあります。オンラインで扱えるツールを駆使することで、マネタイズすることも可能なので、企業に入ることのみが選択肢とは言えません。

コーチングで起業を考えている方は、こちらの記事を参考にしてください。また、当サイトでは個人の独立・起業を目指す方をサポートするため、無料で起業相談のカウンセリングも行っております。予約制ですので、ご予約いただいた方から順に御連絡いたします。

 

関連記事:コーチングで失敗なく起業する!稼げるコーチになるための方法を徹底解説

 

問い合わせ:無料カウンセリングに予約する

 

 

Q3. 英語コーチは稼げますか?

 

A: ビジネスセンスが問われるが、年収1,000万円を超えるコーチもいる。

 

英語コーチとしてのキャリアを積んでいく上で、どの位お金が稼げるのかは知っておきたいポイントの一つでしょう。英語コーチングでは、国内に限らず海外にも色々なコーチが存在するため、一概には言えませんが年収1,000万円を超えるプレイヤーも存在します。

国内では特にTOEICの需要が高く、Amazonの売れ筋ランキングでも公式問題集が常に上位入りしている分野です。また、コーチングを仕事にする上で、対面にこだわるのか、それともオンラインを主戦場にするかなど、「どのようなスタイルでコーチングというサービスを提供するか」も重要なポイントです。

さらに言えば、「コーチングスキルを人に教えること」も仕事になり得ます。つまり、どうやってコーチングというスキル・仕事をコンテンツとして顧客に提供するかで、収益は大きく変わるというわけですね。なお、コーチングの年収に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

関連記事:コーチングの年収はどれくらい?仕事内容や稼げる理由を紹介

 

それでは、今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。

 

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