ブログトップに戻る
ライフコーチの資格を日本で取るには?取得手順や費用を徹底解説

ライフコーチの資格を日本で取るには?取得手順や費用を徹底解説

Apr 02, 2023

「ライフコーチの資格取得に必要な費用について知りたい」

「資格取得の方法について知りたい」

「資格取得後の就職や活動についての情報が欲しい」

 

このようにライフコーチに興味はあるけど、そもそもライフコーチが何なのかや具体的な資格の取得方法が分からなくて困っている方も意外と多いはずです。また、ライフコーチの資格をせっかく取得しても就職に活かせるのかどうか分からなければ、スタートラインに安心して立つこともできません。

こちらの記事はそんなあなたのために、日本でライフコーチとして資格を取得するための前提知識や準備・取得手順について詳しく解説しています。ライフコーチの資格取得に際して、資格の種類やカリキュラム、費用、学習スケジュール、試験に合格する方法など、すべて網羅しているのでぜひ参考にしてください。

 

 

 

ライフコーチとは?日本で資格取得をするための前提知識

 

 

ライフコーチとは、クライアントが自分自身の人生において達成したい目標を明確にし、それらの目標に向けて具体的なアクションプランを策定し、達成するためのサポートをする専門家のことを指します。

そもそもライフコーチングは、アメリカ発祥のコーチングの一種であり、個人の成長や目標達成を支援することを目的としている職業です。そんなライフコーチをもっと詳しく知っていく上で、抑えておくべきポイントは下記3つとなります。

 

・ライフコーチの定義とはどのような人物であるか?

・ライフコーチ資格を持つことのメリットとは何か?

・ライフコーチ資格を取得するための費用の内訳は?

 

まずはこれらのライフコーチに関する情報を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

 

 

1.ライフコーチは「クライアントの目標達成を支援する専門家」

 

ライフコーチは個人やグループに対して、人生の目標や価値観を見つけ出し、自己成長や顧客のストレス管理、コミュニケーションスキルの向上など、人生のさまざまな領域にわたって支援するプロフェッショナルです。

これだけ聞くと、「精神科医」と勘違いされがちですが、心理療法や精神医学とは異なり、疾患の治療を目的としたものではありません。どちらかと言えば、クライアントが自分自身の人生をより良く生きるために必要なスキルや思考プロセスを開発するのを支援することに重点を置いています。

また、個人のニーズに合わせてカスタマイズしたアプローチを行い、コーチとクライアントの間に対話的な関係を築くことも役割の一つです。結果としてクライアントは、自分の人生についての洞察力を深め、自分自身をよりよく理解することで、より満足度の高い人生を過ごすことができます。

 

 

 

2.ライフコーチ資格を取得するメリット

 

ライフコーチには、前提として「資格」が数多く存在します。資格は全て「民間資格」に分類されますが、持っていることで幾つかのメリットを享受できます。以下は、ライフコーチ資格を持つことで得られるメリットです。

 

  • 専門的スキルと知識の習得:ライフコーチ資格を取得することで、ライフコーチとして必要なスキルや知識を習得することができます。
  • 信頼性の担保:国際的に認められた高い資格基準をクリアしたことにより、信頼性が高いとされています。
  • 就職・起業の優位性:ライフコーチとしてのキャリアをスタートすることができます。

 

ライフコーチの資格は、一定期間のスクール学習実務経験を必要とすることが基本です。単純な専門知識だけでなく、実践向きの能力も身につけられることから、信頼性が非常に高い資格と言えます。

 

 

3.資格取得の費用平均は10万円~30万円程度

 

ライフコーチ資格取得の費用は、コース内容や取得する資格によって異なりますが、一般的には10万円〜30万円程度です。ただし、実技研修や実務経験を組み込んだコースであれば、費用はさらに高くなる傾向があります。

国内でも数多くのコーチング専用のスクールが多数存在しますが、価格帯に幅があります。オンラインとオフラインでも価格が異なっており、施設を授業時間外でも使えることを売りにしているスクールは、相対的に価格が高くなる傾向にあります。

また、ライフコーチングスクールや講座によっては、資格取得のための支払いプランを複数用意しているケースもあります。まずは、自分が今住んでいる所から実際に通えるスクールなのかを見極めるところから始めるのが良いでしょう。

 

ちなみにコーチングの資格取得を独学で目指している方は、こちらの記事も参照するとよいでしょう。

 

関連記事:独学でコーチング資格を取得するメリットは?取得方法やチェックポイントを徹底解説

 

 

 

ライフコーチの資格を取得する手順

 

ライフコーチは、通常のコーチングとは異なり、個人の人生によりフォーカスしています。クライアントの抱える問題や課題について、試行錯誤することでより良い人生へと導くことが仕事です。そんなライフコーチの資格を取得するまでの流れとして一般的なのは、下記の5STEPとなります。

 

  • 取得できる資格の種類を確認する
  • 資格取得に必要なカリキュラムを確認する
  • 費用を確認する
  • 学習スケジュールを立てる
  • 試験に合格する

 

各ステップの詳細をみていきましょう。

 

 

STEP1: 取得できる資格の種類を確認する

 

まずは、取得できる資格の種類を確認する所からスタートしていきましょう。

ライフコーチの資格にはいくつかの種類があります。国際的に認められたものとしては、International Coach Federation (ICF) が認定する ACC(Associate Certified Coach)、PCC(Professional Certified Coach)、MCC(Master Certified Coach)などが有名どころです。

また、日本国内で認定を行っている資格としては、日本ライフコーチ協会、日本コーチ協会、日本能力開発協会などがあります。どれもコーチング資格としては知名度が高く、ライフコーチ以外でもスキルを活かせることから、取得することによるメリットが多いのが特徴です。

 

各資格の難易度について知りたい方はこちらの記事もチェックしておくことをお勧めします。

 

関連記事:コーチング資格の種類と難易度比較 - ICF・ユーキャンなどの資格取得方法を徹底解説

 

 

STEP2: 資格取得に必要なカリキュラムを確認する

 

取得したいコーチング資格が決まったら、次はカリキュラムを確認しましょう。

各資格によって必要なカリキュラムは異なりますが、一般的にはライフコーチングの基礎的な知識やスキル、コミュニケーションスキル、クライアントのニーズに合わせたカウンセリングスキル、セッションの進行方法や質問の仕方、ビジネススキルなどを学ぶ必要があります。

オンラインでの学習や実践的なトレーニングを含むコースもありますが、国内ではスクールに通うことが資格取得の最短距離です。というのも、資格取得の前提条件として、「実践的な能力」を求められることが多い傾向にあるからです。

 

 

STEP3: 費用を確認する

 

カリキュラムが確認できたら、次は費用に関して確認していきましょう。

各資格によって費用は異なりますが、数万円から数百万円に及ぶものまであります。例えば、オンライン学習の場合は20万円から50万円程度が相場ですが、オフラインの場合「施設代」等も考慮する必要があるのです。

また、継続的な認定更新料も考慮する必要があるので、できるだけ余裕をもって資格取得を目指すのが好ましいでしょう。多くの受講者は社会人をしながら資格取得を目指すことから、スケジュール管理の観点も必要です。

 

特別無料配布中〜【 オンラインで「教える」をはじめられる教材 】
 

 

 

STEP4: 学習スケジュールを立てる

 

学習スケジュールは、カリキュラムや費用、自身のスケジュールに合わせて決定する必要があります。オンラインや対面での講座やトレーニング、自己学習や実践的なコーチング体験など、様々な方法で学ぶことが可能です。

オフラインではなく、オンライン学習の場合はスクールに通う必要がないため、スケジュール管理も比較的自由度が高いでしょう。但し、実践的な経験を積めないという意味では、対面で学べるオフラインの方がコーチングに適しているので、その点もしっかりと考慮する必要があります。

 

 

STEP5: 試験に合格する

 

資格取得の最後のステップは、試験に合格することです。国内で取得できる資格は、前提条件を満たすことで、最終的な試験に挑戦することができる仕組みになっています。

例えば、ICFの認定資格であるACCやPCC、MCCは、一定期間の受講経験や実践経験を証明することで、試験に挑戦することが可能です。試験内容はスクールで学べることの総復習となりますが、ライフコーチの概念的な部分から、実践的な部分まで幅広く出題されます。

また、ライフコーチの資格によっては、合格後でも認定更新や継続的なコーチングの実践などが必要になる場合もあります。一見面倒な仕組みに見えますが、資格の信頼度を高めている仕組みの一つであるともいえるので、資格取得を目指す前には必ず確認しておきましょう。



 

ライフコーチ資格取得後のキャリアに関するQ&A 

ライフコーチの資格は、取得するメリットが大きい反面、まだまだ分かりにくい部分が多いという問題があります。海外と比べると知名度が低く、ノウハウも分かりにくい場合も少なくないからです。

以上のことを踏まえ、本項目ではライフコーチの資格を取得する上で気になるポイントを幾つかまとめました。資格取得を目指す人ほど引っかかりやすい部分もQ&A形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

Q1.ライフコーチ資格を持っていると就職に有利になりますか?

 

A: ライフコーチの資格は就職の有利・不利を左右するような資格ではない。

 

結論から言うと、ライフコーチの資格はライフコーチとして仕事をする場合を除き、一般的な就職の有利・不利を左右するような資格ではありません。先にも説明した通り、あくまでも民間資格であり、資格そのものが効力を持っているわけではないからです。

ただ、ライフコーチ資格を持っていることは、コミュニケーション能力や問題解決力の向上などのスキルアップに繋がるメリットがあります。つまり、資格自体に効力はなくても、これまで培ってきた能力を他のビジネスに活かすことは十分に可能と言えます。

 

なお、資格取得後のフローについては以下の記事で詳しく解説しています。また、コーチとして独立・起業を志している方は2つ目の記事もチェックしておくとよいでしょう。

 

関連記事:ライフコーチになるにはどうすればいい?具体的な手順から収益化まで徹底解説

 

関連記事:コーチングで失敗なく起業する!稼げるコーチになるための方法を徹底解説

  

 

Q2.ライフコーチ資格取得後にかかる費用はありますか?

 

A: キャリアアップのために費用がかかる場合がある。

 

ライフコーチ資格を取得した後も、必要な継続教育や各種セミナーへの参加など、キャリアアップのために費用がかかる場合があります。また、ライフコーチとして独立して活動する場合は、広告宣伝費やオフィス家賃などの経費も必要になることもあるので、覚えておきましょう。

 

 

Q3.ライフコーチの平均年収はどのくらい?

 

A: 平均的には年収400万円前後と言われている。

 

ライフコーチ資格を持っている人の平均年収は、国や地域によって異なりますが、一般的には400万円前後と言われています。但し、世界的に見ても地域によって年収が異なるため、以下のような認識を持っておくと良いでしょう。

アメリカ合衆国の場合、プロフェッショナル・コーチ連盟(ICF)によると、ライフコーチの平均年収は、フルタイムで働くコーチの場合、約7万ドルから2倍以上の14万ドルまで幅があります。しかし、これは平均値であり、個々のライフコーチの年収は、経験、専門分野、地域、クライアントの数など、多数の要因によって異なることがあるようです。

一方、日本においても同様に、ライフコーチの年収は、多数の要因によって異なりますが、一般的には50万円から200万円程度の範囲にあると言われています。ただし、これも平均値であり、特定の地域や専門分野、顧客層などによって異なることがあるのです。

 

関連記事:コーチングの年収はどれくらい?仕事内容や稼げる理由を紹介

  

これだけ見ても、国内と海外では大きく稼ぎ方が異なっています。もしも国内でも稼げるようになりたい場合は、オンラインコンテンツの販売など、収入源を複数確保する工夫が必要です。YouTubeやNoteを使ったコンテンツ販売は、資格を持っていなくても行えることからハードルが低く、参入のしやすいビジネスでもあります。実績を積むという観点でも、有益になります。

オンラインコンテンツには、動画や講座、スクール運営など、様々な形式が存在します。詳しくはこちらの記事を参照していただきたいので、興味がある方はチェックしてみてください。また、直接相談を御希望の方は無料カウンセリングでも、相談可能ですのでお悩みの方はお気軽にお声がけください。

 

関連記事:コンテンツ販売のやり方・作り方!個人で売る方法教えます!

 

関連記事:オンライン講座の作り方!選定から企画・販売まで全ステップ徹底解説

 

 

それでは、これにて本編は以上となります。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

【リスト集客の決定版】ぐんぐんリストが集まるストーリーLP集客の秘密の技術も手に入れる

 

【無料】オンライン講座ビジネス起業ドリル

本校校長/編集者・すず木たかふみがつくった公式電子書籍PDF、
自宅ではじめられる講座ビジネス起業ドリルをプレゼント中!

We hate SPAM. We will never sell your information, for any reason.