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コーチング資格の種類と難易度比較 - ICF・ユーキャンなどの資格取得方法を徹底解説

コーチング資格の種類と難易度比較 - ICF・ユーキャンなどの資格取得方法を徹底解説

Apr 04, 2023

「コーチング資格の種類や取得方法を知りたい」

「資格取得の難易度を知りたい」

「各資格の特徴や違いを知りたい」

 

このようにコーチングの資格を取得したいけれど、どのようなコーチング資格の種類があるのか、各資格の難易度や特徴、違いを知りたい方も多いのではないでしょうか。コーチングの資格は国内に限らず、グローバルに存在する資格となるため、種類がたくさんあり、分かりにくいのが現状です。

本記事では、コーチング資格の種類や取得難易度、取得の手順について詳しく解説しますので、資格取得にお悩みの方はぜひ、参考にしてみてください。


 

コーチング資格とは? 難易度比較のための前提知識

 

 

コーチング資格は、コーチングについてプロフェッショナル級の技術があることを証明するための資格です。

コーチングは、個人やチームのパフォーマンスを向上させるために、専門的な知識やスキルを用いてサポートするのが仕事となります。コーチングプロセスを正しく理解し、適切に実践するための知識とスキルを証明するものがコーチング資格なのです。

では、コーチングの資格を持っていると、どのようなことに役に立つのでしょうか。資格の役割や、前提として知っておくべき情報について確認していきましょう。



check1.コーチング資格はビジネスに必須ではない

 

前提として、コーチングの資格は日本国内においては「民間資格」として存在しています。そのため、コーチとして仕事をする上で必須条件ではありません。少なくとも法的拘束力のあるものではないと理解して差し支えないでしょう。

例えば、「ネイリスト技能検定」は民間資格に分類されますが、資格がなくても「ネイリスト」として活動することが可能で、コーチングも然りというわけです。一方、国家資格である「公認会計士」や「税理士」などは、資格がないと公認会計士や税理士として仕事をすることができません。

ただ、認定機関が民間の組織・団体・企業であっても、資格を持っていることで専門性のアピール顧客の信頼獲得に繋がるというメリットがあることを忘れてはいけません。また、資格取得によって、コーチングに必要な知識やスキルを深めることも可能なので、資格取得を目指す意義は十分にあると言えるでしょう。

 

 

2.コーチング資格を持っていることで得られるメリット

 

コーチング資格を取得することで得られるメリットは、以下の通りです。

 

  • 専門性のアピール:専門的な知識やスキルを持っていることをアピールできる。
  • 信頼性の向上:クライアントからの信頼を得やすくなることがある。
  • 顧客の集めやすさ:クライアントからの信頼や実績があることを証明できるため、顧客の獲得がしやすくなることがある。
  • スキルの向上:コーチングに必要な知識やスキルを深めることができる。

 

中でも「専門性のアピール」と「信頼性の向上」が肝となり、あなたのコーチングキャリアが左右されるほど重要な2項目であると言えます。結果として「顧客の集めやすさ」にも繋がるので、コーチングで稼げるようになりたい方は、これらのポイントを絶対に忘れないようにしましょう。



3.国内でコーチングが流行・定着しつつある

 

コーチングの発祥は主に欧米圏ですが、ここ数年の間で日本でも「コーチング」という言葉を頻繁に見かけるようになってきました。これには、労働環境の変化や自己実現の重要性が高まっていることなどがその背景にあると考えられます。

また、コーチングスキルは、コーチとして活動・仕事としている人以外でも役立つ能力と言われています。上司と部下の関係性や、リハビリテーションで患者さんのモチベーション管理に役立つなど、使い方によっては様々な業界でコーチングスキルは求められているのです。

さらに、コーチングを学べる団体やスクールが増えたことも影響していると考えられます。テレビCMで「ライザップ」がダイエットコーチングを宣伝しているなど、日本でもコーチングがより一般的な概念として定着しており、需要のある業界であることが分かります。




コーチング資格の種類と難易度比較

 

コーチング資格には、様々な種類があります。以下に一般的なコーチング資格の種類とその難易度を比較できるように、表を用意しました。

 

ICFコーチング認定資格(ACC)

★★☆☆☆

ユーキャン コーチングライフカウンセラー資格

★★☆☆☆

ICFコーチング認定資格(PCC)

★★★★☆

ICFコーチング認定資格(MCC)

★★★★★

 

これら4つの認定資格が、なぜこのような難易度設定になっているのか解説していきます。これから試験を受ける予定の方は、取得する資格によって難易度が異なるので、ぜひ参考にしてください。

その前に「コーチングの資格を独学で取りたい」という方は、事前にこちらの記事にも目を通しておくことをお勧めします。

 

関連記事:独学でコーチング資格を取得するメリットは?取得方法やチェックポイントを徹底解説

 

また、「資格の難易度も気になるけれど、そもそもコーチングってどんな種類があるの?」と疑問をお持ちであれば、以下の記事を読むと解像度が上がると思います。

 

関連記事:コーチングを仕事にするなら強みを活かせるジャンルがオススメ!勉強に役立つ本やスクールをご紹介

 

それでは、ご紹介する4つの資格の難易度をみていきましょう。

 

 

ICFコーチング認定資格(ACC)|難易度★2

 

 

ICFコーチング認定資格ACCは、「アソシエイト・サーティファイド・コーチ」の略です。国際コーチング連盟である、ICFが認定する資格であり、国内だけでなく世界的にも知名度の高いコーチング資格となります。ACC認定資格を手に入れるには、以下の条件を満たすことが必要です。

 

  • 60時間以上のコーチング教育
  • 100時間以上のコーチング経験
  • 10時間のメンターコーチング
  • パフォーマンス評価(合格点)の取得
  • ICF認定資格試験の合格

 

 

基本的には、ICF認定のスクールに一定期間通うことでICF認定資格試験の合格まで面倒を見てくれます。しっかりとカリキュラム通りに進めれば、合格することができる資格なので、コーチング資格の入門としておすすめです。

 

 

ユーキャンコーチングライフカウンセラー資格|難易度★2

 

ユーキャンコーチングライフカウンセラー資格(心理カウンセラー ベーシック)は、在宅受験が可能なコーチング資格です。試験はマークシート形式で行われており、以下の合格基準を満たすことで、資格を手に入れることができます。

 

  • 全ての添削課題を提出
  • 資格試験で70%以上を得点する

 

また、試験自体は誰でも受験できますが、4ヵ月から8ヵ月までの指導サポートを受けることで、資格を取得するのが基本となるため、公式ページからまずは資料請求するのがおすすめです。

 

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ICFコーチング認定資格(PCC)|難易度★4

 

ICFコーチング認定資格PCCは、「プロフェショナル・サーティファイド・コーチ」の略です。国際コーチング連盟である、ICFが認定する資格であり、ACC資格よりも難易度の高いコーチング資格となります。取得条件は以下の通りです。

 

  • 125時間以上のコーチング教育
  • 500時間以上のコーチング経験
  • 10時間のメンターコーチング
  • パフォーマンス評価(合格点)の取得
  • ICF認定資格試験の合格

 

 ACCよりも必要となるコーチング教育やコーチング経験の時間が圧倒的に長い点が特徴となります。また、500時間の内450時間は「有償」でのコーチング経験が条件となるなど、時間以外にも複数の条件が加わるため、難易度はグッと上がります。

 

 

ICFコーチング認定資格(MCC)|難易度★5

 

ICFコーチング認定資格MCCは、「マスター・サーティファイド・コーチ」の略です。国際コーチング連盟である、ICFが認定する資格であり、ACC資格やPCC資格よりも難易度の高いコーチング資格となります。取得条件は以下の通りです。

 

  • 200時間以上のコーチング教育
  • 2,500時間以上のコーチング経験
  • 10時間のメンターコーチング
  • パフォーマンス評価(合格点)の取得
  • ICF認定資格試験の合格

 

取得条件から見ても分かる通り、まず資格試験の前提準備が圧倒的に時間が掛かります。実務経験を積みながら学習を進める必要があるので、難易度が単純に高いだけでなく、仕事と並行して進めないといけない難しさもあります。

これらを全てマスターすることで得られる資格なので、最終目標として目指していくのが良いでしょう。ちなみに、エグゼクティブコーチや英語コーチなど、特定のジャンルに特化したコーチング資格の記事もあるので、気になる方はぜひご覧ください。

 

関連記事:エグゼクティブコーチングの資格は必要?資格の取り方から仕事獲得までの手順を徹底解説

 

関連記事:英語のコーチングには資格が必要?おすすめの資格やコーチの始め方を徹底解説



 

コーチング資格の活かし方|難易度比較で出てきた資格のQ&A

 

 

コーチング資格は取得するメリットが多い反面、ビジネスには直接的に必須になる要素であることが分かりました。また、コーチング資格には色々と種類が存在し、グローバル目線でもMCCを取得することを目指すのが理想であることも分かりました。

これらを踏まえて、最後にコーチング資格の活かし方やビジネス面での稼ぎ方に関する疑問が生まれてくるでしょう。本項目では、コーチング資格を取得した後のことにフォーカスし、Q&Aセッションを用意しました。多くの人が引っ掛かるポイントなので、ぜひ参考にしてください。

また、JCFの認定資格に関しても触れているので、ICF以外の認定資格も気になっている方は、本項目でご確認できます。

 

 

Q1:一般社団法人日本コーチ連盟の資格はどうなの?

 

A: ICFの資格に次ぐ知名度の高いコーチング資格なのでおすすめ

 

一般社団法人日本コーチ連盟は、ICFに次ぐ国内最大のコーチング団体であり、認定コーチングスクールの運営やコーチングの普及、コーチングスキルの向上などに取り組んでいます。JCFと略されることもあるので、ICFの認定資格だけでは物足りない方や、こっちの方があっている方もいらっしゃるかもしれません。自分に合った認定資格を目指すのがおすすめです。

 

 

Q2:コーチング資格が役立つビジネスは?

 

A:どのビジネスでも役立つスキルが身に着く

 

コーチングの資格は、どの仕事でも役に立つと言えます。例えば、上司が部下の教育に使ったり、顧客に対する対応方法が役立てられたりするなどメリットがたくさん存在します。

また、コーチングのスキルを持った人は、チームのリーダーシップを取る能力に長けています。チームリーダーとしての知識は、ビジネスにおいても重宝されるので、コーチング業務以外の場面でも色々なシーンで役立つ能力なのです。



Q3:コーチングの資格を活かすにはどうしたらいいですか?

 

A:資格はあくまで自己PRの手段、集客・信頼獲得の武器の一つと考える。

 

まず、コーチングの資格を取得した場合、プロフィール等に記載することで、コーチングスキルを持っていることを対外的に証明することができます。特に、実績がない段階では有力なアピール材料となるでしょう。

しかし、「資格があるだけ」では直接的に仕事には繋がりません。もちろん、コーチとして企業に務めることを考えているのであれば、資格を持っていることで有利になることは間違いないでしょう。

但し、「起業・独立」を考えているのであれば話は別です。コーチとして独立し、収益を上げていくためには、自分が持っているスキルや知識、経歴を「商材」としてきちんと市場に訴求していく観点が重要です。

コーチングといっても、ターゲットはどんな人で、どんな悩みや課題を解決したい(できる)のか、また、それはどういった形式で提供するのか、どんな手段でアプローチをすべきか、競合は何をやっているかなど、考えなければならないことは山ほどあります。

つまり、経営スキル・集客力など、コーチングとはまた別の観点で知識やスキルを身に着ける必要があるというわけです。起業に関しては、詳細をこちらの記事に記載しているので、独立を志している方は必ず目を通しておいてください。

 

関連記事:コーチングで失敗なく起業する!稼げるコーチになるための方法を徹底解説

  

 

Q4:コーチングの資格を持っていれば、稼げるようになる?

 

A:アドバンテージとなることは間違いないが、稼げるかどうかは別。

 

コーチングの資格を持っていると、顧客からの信頼を獲得しやすくなります。人気のコーチになれば、顧客も増えるので結果的に給料がアップするので、稼げるようになりたいのであれば、持っているに越したことはありません。

但し、先程も申し上げた通り、こちらも「起業や独立」を考えているのであれば、ただ「コーチングができます」「資格を持っています」だけでは、中々厳しいのが現状です。特に、個人で活動することを前提としているのであれば、尚更です。そういう意味では、副業で副収入を検討している方も該当するかもしれません。

個人という限られたリソースで理想の収益を得るためには、「複数の収入源」を確保することと「効率化」が極めて重要です。

具体的には、対面のレッスン形式のコーチングだけに拘泥せず、活動領域をオンラインに広げ、動画コンテンツコーチング講座、オンラインレッスンなどのコンテンツやサービスを提供することなどが考えられます。

但し、起業や独立と同じようにオンラインのコンテンツやサービスを提供するには、相応の知識とスキルが求められます。詳細は以下の記事に記載してあるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

 

関連記事:コンテンツ販売のやり方・作り方!個人で売る方法教えます!

 

関連記事:オンライン講座の作り方!選定から企画・販売まで全ステップ徹底解説

 

尚、コンテンツの制作や起業のノウハウに関しては、こちらのオンライン講座でもレクチャーしているので、合わせてご覧ください。また、直接相談を御希望の方は無料カウンセリングでも、相談可能ですのでお悩みの方はお気軽にお声がけください。

 

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それでは、本編はこれで以上となります。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

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