ヨガインストラクターはしんどい?理由と対策も解説!
Sep 19, 2023
「ヨガインストラクターを始めようとしている」
「ヨガインストラクターはしんどいので辞めようかと思っている」
今回は、このような悩み、考えを持った人のために記事を書いています。
この記事のテーマは、ヨガインストラクターがしんどい理由、しんどい悩みを解決する方法です。この記事を読めば、ヨガインストラクターをしんどいと思わずに続けられるヒントが得られるかもしれません。これからのインストラクター活動に役に立ててみてください。
ヨガインストラクターはしんどい?
「ヨガインストラクターはしんどい」と考えている方によく見られる悩みとその理由を紹介します。
理由1. 稼げない・給料が低い
ヨガインストラクターは、正社員・アルバイト・フリーランスに関わらず、「思ったよりも稼げない」という声をよく聞きます。1時間のヨガレッスン1本あたりのお給料は4,000〜5,000円くらいが相場。多くの場合、1日に1〜3レッスン担当するため、日給は4,000〜15,000円程です。
求人統計によると、スタジオの正社員でも平均月収は20〜26万円くらいで、平均年収は約320万円です。フリーランスだともっと少ない額であり、安定したお給料は保証されず、ブランクがあると無収入になってしまいます。
このお給料では、一人暮らしでも生活するのは大変です。それにもかかわらず自分で宣伝をせねばならず、利用者に継続してもらうにも苦労します。また集客ノルマがあって、数をこなせないと契約更新できないことがあるようです。もっと詳しく知りたい方は以下の関連記事も合わせてご覧ください。
関連記事:ヨガインストラクター は儲からない?理由と解決策をご紹介!
理由2. 体力的にきつい
ヨガインストラクターは、毎日数本のレッスンを担当しないと生活できません。大手のヨガスタジオのインストラクターは、平均すると60分のレッスンを一日に3本ずつ担当します。休みの日にも研修を受けたりすることもあり、体力的にきつい仕事といわれます。
特に高温多湿の環境下でおこなうホットヨガは大変です。年をとるとつらく、頭痛、肩こり、背中の痛み、胃痛などを起こします。体調の管理が大変で、ストレスもたまり、病気になると続けられなくなるのがデメリットです。
理由3. 生徒からの期待度が高すぎる
生徒の年齢、経験がさまざまで、生徒のほうがヨガについて詳しいケースもあります。あれこれと質問されたり、話しかけられたりして、受け答えが大変です。ヨガインストラクターとして常にアップデートを強いられます。
ヨガインストラクターはだれでも体が柔らかいと勘違いされたり、常に心身とも健康と思われたりします。体調は崩さず、きれいでスタイルがよくパーフェクトと見なされるわけです。
憧れの的になりやすく、アイドルにされてしまうことがあり、期待度が高すぎてストレスがたまります。逆に利用者に気に入られず、ブログやSNSに悪評を載せられないかと心配したり、ストーカー行為にあってしまったりするケースもあるそうです。
理由4. 他のインストラクターと比較される
経験値の高い先生を目の前にすると無力さを感じてしまいます。他のインストラクターのレッスンを受けて落ち込むことも少なくありません。ヨガインストラクターは、アスリート、ダンサー、モデルからの転身組や兼業者も多く、容貌、スタイルがよい人に人気が集まります。
バレエ経験者のインストラクターはポーズの美しさ・動きが素晴らしく、とてもかないません。パワーヨガなどの運動量の多いヨガは、引き締まった体型のインストラクターが多くみられます。より詳しく、ヨガインストラクターの現状を知りたい方は以下の関連ページもご覧ください。
関連記事:ヨガインストラクターの現実をご紹介!悩みを解決する方法も解説
ヨガインストラクターはしんどいと考えなくてよい
しんどいと感じる理由を4つ上げました。どれをとっても認識を変えれば、しんどいと考えなくてもよいものばかりです。一つずつ検討してみましょう。
考え方1.「稼げない・給料が低い」に関して
ヨガインストラクターは人気が高い上に、比較的楽に資格がとれる職種です。取るのが大変とされているアメリカヨガアライアンスのRYT200でも、200時間のレッスンを受けるだけで取れるため、全国に何万人というヨガインストラクターがいるのが現実です。
また、全国のヨガ&ピラティスの教室・スタジオ検索サイトYOGA ROOMに掲載されている教室数は7,590程しかなく、ヨガインストラクターは供給が過剰の状態です。市場の原理により給料は低くなる一方です。
時給4,000〜5,000円で1日3本のレッスン、平均月収20〜26万円でも十分高い方あり、もっと稼げるのは、特殊な才能や難易度の高い資格を持った人だけです。業界全体で厳しい状況に置かれているのは間違いないので、まずは「自分だけ稼げていない」という考え方を捨てるようにしましょう。
考え方2.「体力的にきつい」に関して
体を使った職業であるため、体力的にきついのはある程度避けられないでしょう。
体力勝負の仕事は年をとればできなくなるのも当然です。体力がついていけなくなったら、転職や働き方を変えるほかありません。また頭痛・肩こりなどは、ストレスも原因となり、体力以外の要因も関わってきます。ストレスがたまっては元も子もないので、考え方を変える必要があります。
考え方3.「生徒からの期待度が高すぎる」に関して
生徒がインストラクターをアイドル化し、期待をかけるのも職業の性質上、避けることはできません。アスリート、モデル、アイドルなどに期待をかけるのと同じです。プロとしてやっていくには、常にアップデートが必要で、ヨガインストラクターのスキル、知識は生涯にわたって磨いていくべきであり、生徒はそういったインストラクターに憧れます。
サービス業である以上、いろいろなケースに対応するのも避けられません。いわれのない悪評やストーカー行為は、他の職業でも見られます。予め、対策を調べる等して、自分の身は自分で守れるようにしておきましょう。
考え方4.「他のインストラクターと比較される」に関して
生徒はお金を払ってレッスンを受けるのですから、レベルの高いインストラクターを選ぶ権利があります。初心者が経験値の高い先生とレベルが違うのは仕方ありません。自分も高いレベルを目指して、日々研鑽する他ないでしょう。
容貌、スタイルがよい人に人気が集まりやすいことには覚悟が必要です。容貌・スタイルは大きな才能であり、当然人気が集まります。それがない人は、他の要因で補うしかありません。たとえばヨガインストラクターのスキルや知識は自分で身につけられます。
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ヨガインストラクターはしんどい→楽しいと考えるには?
ヨガインストラクターはやりがいがあり、むしろ楽しい職種です。つらい、つらそう、大変、大変そうと考えている人は今一度、ヨガインストラクターの魅力を再確認してみましょう。
魅力1. 大好きなヨガを仕事にできる
そもそも、大前提としてヨガインストラクターになった人は、ヨガが大好きでインストラクターになったはずです。好きなことを仕事にできるのはありがたいこと。やればやるほど、どんどんヨガのことが詳しくなります。ワークショップやティーチャートレーニングを通じて、他のインストラクターとつながれるのもメリットです。
先生と生徒としてさまざまな年代のヨガが好きな人とも触れあえます。またヨガインストラクターは最初から「先生」と呼ばれる職種です。これもありがたいことなので忘れないでください。さらにスキルと知識が身につけば、フリーランスとして独立できるチャンスがあります。独立に関して、詳しく知りたい方は以下の関連ページをご覧ください。
関連記事:ヨガインストラクターとして独立!オンラインスクールを開設しよう
魅力2. 生徒の満足した顔を見られる
「調子がよくなった」
「先生の声に癒やされる」
といった生徒の喜びの声を聞くことができます。生徒がクラスを終えてキラキラした顔で帰っていく姿をみるのがヨガインストラクターの幸せです。リピーターができるとなお嬉しいのではありませんか?
魅力3. ヨガで心身が正常な状態を保てる
心身を正常に保つためのヨガを毎日続けられます。免疫力も高くなるそうですし、美意識も高められます。ヨガインストラクターは、働きながら心のバランスを整えられ、ストレスも発散できる職種です。
ストレスは、考え方や心がけ一つで解消できます。ヨガインストラクターはつらいと感じていればストレスがたまりますが、楽しいと感じていればストレス解消につながるのです。気持ちを切り替えて仕事をしましょう。
魅力4. 人前でしゃべることがうまくなる
ヨガレッスンを通じて、人前に立つことに慣れ、人前で話すことが得意になります。コミュニケーションスキルが身につくのは大きなメリットです。人前でしゃべることがうまくなれば自信もつきます。また宣伝、集客のスキルとしても活用できるはずです。
ヨガインストラクターはしんどいと思ったときの対策
悩みを解決するために、スキル・知識を磨く方法、稼ぎを増やす方法を解説します。
対策1. RYT500・RYT700の資格をとる
RYT200は最低限の資格として優先的に取るべきでしょう。他のインストラクターと差をつけるために、もっと上級の資格を得る必要があるかもしれません。
RYT500は500時間、RYT700は700時間のレッスンが必要です。価値のある資格を得るためには時間と費用がかかりますが、自分への投資と考えてください。アスリート、タレント、モデルなども自分に投資しています。さらに詳しく知りたい方は以下の関連記事をご覧ください。
関連記事:ヨガインストラクターにおすすめの資格5選!取得方法も一挙ご紹介
対策2. 人気のあるインストラクターのレッスンを受ける
ヨガインストラクターの資格を取ることがゴールではありません。スキル、知識はさらに磨いていく必要があります。人気のあるインストラクターのレッスンを受けて、ヨガのスキル、コミュニケーションスキルを学びましょう。人気のある先生ならば、真似をする価値があります。稼ぐコツも学べるはずです。
対策3. オンラインスクールを利用する
ヨガのレッスンを受ける際に、オンラインスクールを利用する方法があります。たとえばRYTの資格を得るためには数十万円かかりますが、オンラインスクールだと、もっと安価にすませることも可能です。オンラインなので通学する手間も省けます。
また十分なスキル、知識が身につけば、自分でオンラインスクールを開設できます。最近はオンラインスクールが流行っており、開設するためのプラットフォームが準備されています。興味がある方は以下のリンクページをご覧ください。
関連記事:オンラインスクールの作り方・始め方!構築から運営方法まで徹底解説!
対策4. 副業もしくは兼業で稼ぐ
ヨガインストラクターの収入だけでは生活が成り立たない人は、副業あるいは兼業として、外部インストラクターの仕事を受けるとよいでしょう。会社勤めしている人は、就労後あるいは土日にヨガインストラクターをします。兼業の人はヨガに関連した別の仕事を探してもよいですし、まったく別の仕事を兼ねてかまいません。
経験を積み、十分なスキル・知識が身についたら、正社員になるかフリーランスとして独立するとよいでしょう。詳しく知りたい方は以下のリンクページをご覧ください。
関連記事:働きながらヨガインストラクターの資格を取るためには?手順や資格の種類・成功の秘訣を徹底解説
ヨガインストラクターがしんどいと感じている人から寄せられる質問
Q1. ヨガインストラクターに集客ノルマはあるの?
ヨガスタジオによっては集客ノルマが設定されているところもあります。クラスの最低人数が設定されていて、それを満たさない場合は開催できないというケースもあるようです。いずれにしても、生徒数が少ないと契約更新が難しくなるでしょう。
Q2. ヨガインストラクターは体型がよくない人でもなれる?
パワーヨガなどの運動量の多いヨガは、引き締まった体形のインストラクターが多くみられます。陰ヨガなどの運動量の少ないヨガのインストラクターは、体型に個人差があるようです。体型がよくないとヨガインストラクターになれないわけではありません。但し、体形に自信がない人は、ダイエット目的のヨガレッスンの担当は難しいかもしれません。生徒からレッスンに興味を持ってもらいにくくなるからです。
Q3. ヨガインストラクターに向いている人は?
以下のようなタイプの人に向いています。
- ヨガが好きな人
- 人前に出るのが好きな人
- 勉強熱心な人
- やりがいを重視する人
- 負けん気が強い人
ヨガインストラクターがしんどいと感じる主な理由は、「稼げない」「体力的にきつい」ということです。もっと稼ぎたい人は、ヨガのスキルを磨き、希少価値の高い資格を身につけてください。人気のあるインストラクターのレッスンを受け、稼ぐコツをまねるのもよいでしょう。
ヨガインストラクターはやりがいがあり、楽しい仕事であることを再認識すれば、ストレスが解消され、体力的にきついと感じにくくなるはずです。しんどいという思いをなくし、ヨガを楽しみながらインストラクターを続けてください。
どうしても悩みが解消されない人は、無料カウンセリングでも相談を受け付けています。こちらのフォームからご予約ください。
それでは、本編はこれで以上となります。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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